2023.09.29

捲り屋は捲られるのを嫌う

捲り屋は捲られるのを嫌う

 1年中同じようなレースをやっていると、選手の走りに傾向のようなものが生まれます。1着でなければ着外も同じと考えている選手は、つねに攻撃的な走りをします。負けるのが嫌なのです。1コースを取れば何が何でも先マイに持ち込む選手です。そんな選手は「1コースで差されるのは許せるが、捲られるのは嫌」とはっきり言います。では捲られそうになったらどうするかです。黙って引き下がることはしません。中枠に必ず1マークで捲るような選手がいると、競り合いを想定しなければなりません。誰が得をするかと言えば、捲り競りを想定して差しに構える選手です。決まり手はスマホで見ることができます。関東の専門紙も1着の決まり手が載っています。展開を読む上で重要なデータです。捲り好きが3名いるようなレースは高配当が飛び出すと思っておいてください。