2023.05.11

旬レーサー 飯山  泰(東京・45歳)

3940飯山  泰(東京・45歳)

展示タイムで好不調が読める

 長野県出身で、ボートレース甲子園に毎回長野県代表として出場しています。ボート選手になったきっかけは、ゲームセンターにボートレースのゲーム機があり、それで阿讃でいる内に選手になりたいと思ったそうです。選手持ちプロペラの時代から伸び型に仕上げて捲るレースで活躍していました。選手持ちプロペラの時代に福岡周年、戸田で開催された関東地区選、浜名湖周年で優勝しています。さらに2010年の大村グラチャンの優出があります。選手持ちプロペラ制度が廃止になってからは、GⅠ優勝がありません。伸び型に仕上げるのに時間がかかることと、超伸び型にならないのが原因です。それでも捲りで攻めるレーススタイルは崩していません。展示1番時計をマークしているシリーズは成績が良くなる傾向です。

若い人に教えることがプラスに

「去年の江戸川正月戦で骨盤骨折して、その影響でA2級に落ちていたんですが、そこから少しずつ状態を戻しながらまたA1級に戻れました。
 今年2月の江戸川地区選で優出できたのは良かったんですが、記念を走る選手はターンのスピードが全然違うし、そこは自分が見劣っている部分だなと思っています。まあ、その分は一般戦でしっかりと頑張れればと思っているし、また自分の調子が上がってきて、プロペラも良い形ができたりとか、ターンも新しい旋回ができるようになったら、また記念に挑戦したい(笑)。
 それに今はプロペラグループの中で、面倒をみている倉持莉々とか堀越雄貴とか、若い人にいろいろと伝えてあげられれば。教えている内に自分が気づくこともあって、プラスになることもありますので。
 戸田はまず伸び仕様に調整して、スリットから少しのぞくような感じで捲れるイメージでプロペラ調整をやっています。今度の戸田でもしっかりと勝ちたいですね」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…18回 捲り…6回 捲差…2回 差し…5回 抜き…2回
※出場予定…戸田・一般=5月11日~16日