2024.01.03

東京ダービー(平和島)は16、29号機を追え

東京ダービー(平和島)は16、29号機を追え

東京支部の選手は2023年10月時点で179名います。東京には江戸川、平和島、多摩川の3つのレース場がありますが、東京支部が全員集合するのは3場で持ち回りです。正月レースは平和島で「東京ダービー」、GWは多摩川で「多摩川さつき杯」、お盆レースは江戸川で「大江戸賞」です。今回の東京ダービーは、濱野谷憲吾が多摩川に出場することもあって、メンバー的には混戦です。モーターが主導権を握るレースが多くなるでしょう。
平和島で注目を浴びているモーターは、16号機と29号機です。16号機は深尾巴恵が男女混合戦で2コースから「抜き」で優勝したモーターです。深尾は初優出、初優勝でした。このモーターは強烈に伸びます。29号機は12月戦で作間章が初日から4連勝しました。優勝戦は1コースからトップスタートを決めて逃げました。追い上げるパワーがあります。この2機が平和島の現時点のWエース機です。

正月レースの前検業務はテンポ良く進行します。選手が本格的にモーター調整やプロペラを叩くのは初日のレースが始まってからです。そのため格上と呼ばれる選手が低調機を引くと、初日のレースで簡単に着外落ちすることがあります。パワーアップに成功するのは2日目からです。正月レースの初日は、機歴を優先した舟券作戦を立ててください。

16号機…福島勇樹

29号機…大西 賢