2022.12.03

枠なり進入はスタートが揃いやすい

枠なり進入はスタートが揃いやすい

 枠番どおり1号艇から1コースに入る進入を「枠なり進入」と呼んでいます。枠なり進入は選手にとってスタートの起こし位置がわかりやすいので、スタートを決めやすくなります。
 選手は早朝にスタート練習を2本やります。参加は自由ですが、ほとんどの選手が参加しています。さらに本番レースの2つ前にスタート練習をやります。これも大時計を回して2本です。レース直前にはスタート展示があります。合計5本のスタート練習ができます。起こし位置を変えずに大時計を回してのスタート練習です。最初は合わなくても、少しずつ修正して行くものです。5回の記憶があれば、スタートのミスも減ります。6選手が1艇身近くのスタートを決めるようになるので、1コースが持たせて先に回るわけです。
 スタート展示でスタートが決まらなくなるのは、練習した時と気象条件が大きく変わるか、コース取りが乱れた時です。それともモーターに問題あるかです。荒れるレースになるかどうかの判断材料にしてください。