2019.09.25

江戸川大賞の舟券攻略「本当は当てやすい江戸川ボート」

江戸川の特別レースは潮位を調べて日程調整をしています。少しでも波の出ない条件の日を選んでいます。江戸川ボートは東京湾から5km上流部分にあり、満潮時は東京湾からの潮が上がってきます。2マークから1マークの流になり「上げ潮」「追い潮」と呼んでいます。干潮に向かう時間帯は1マークから2マークへの流れになり「下げ潮」「向かい潮」と呼んでいます。海水は淡水よりも不純物が混じっており、淡水と海水が混じる汽水では、海水の方が底
の方を沈みます。叔父ようにハンドルを切り、レバーを握ってもボートの反応が時間帯によって変わるのが江戸川です。
今回の江戸川大賞は午後から満潮時間になるので「上げ潮」です。向風さえ吹かなければ大きな波が立つことはありません。

●江戸川大賞潮見表
開催日 潮 満 潮 干 潮
24日 若潮 14:34  7:27
25日 中潮 15:49   9:10
26日 中潮 16:24  10:36
27日 大潮 16:56  11:23
28日 大潮 17:26 12:05
29日 大潮 17:55  12:45

●江戸川過去3年間のGⅠ・GⅡのコース別成績(%)
コース 1着率 2着率 3着率 →2着に来やすいコース
1コース 50.7 16.8 10.2 →2、3コースの順
2コース 15.0 25.4 19.3 →1、4コースの順
3コース 14.6 17.5 18.4 →2、1コースの順
4コース 12.6 18.7 17.1 →1、5コースの順
5コース  6.1 13.5 20.5 →2、1コースの順
6コース  3.4 10.4 16.7 →2、1コースの順
6コースの1着率が高いのが江戸川です。特別レースでも6コースからの1着率が3.4%、2着率は10.4%、3着率は16.7%もあるので、3着絡みは外せません。しかし、6コースが着に絡むには条件が必要です。下げ潮よりも上げ潮の強い時に捲り差しが決まります。今節は上げ潮の時間帯が多いので6コース絡みの舟券を薦めます。
江戸川は川の流れと風の流れで勝つコースが変ってくるので、毎回同じパターンの舟券作戦は通用しません。江戸川特別レースのデータでは、1=3=6のボックス目を買い続けておけば回収率がプラスになります。