2022.02.21

第6回レディース・オールスター(桐生) 過剰人気を捨て、過小評価を買え

第6回レディース・オールスター(桐生) 過剰人気を捨て、過小評価を買え

 レディース・オールスターはファン投票で出場選手が決まります。ファン投票といえば、AKB48総選挙が有名です。2009年から2018年まで10年に渡って実施されていましたが、最高の得票数を獲得したのは2017年・第9回で1位になった指原莉乃で、24万6376票でした。今回のレディース・オールスターの得票数1位は守屋美穂の2万1176票です。2020年は大山千広が2万8049票を獲得していました。
 SGオールスターでも人気先行で出場する選手がいますが、レディースほどではありません。今期勝率(11月以降)の勝率で3点台の選手が3名も選ばれています。その反動で山川美由紀(出場辞退)、大瀧明日香、岩崎芳美が予備に回っています。
 人気と実力が連動していないレディース・オールスターは、人気投票で過小評価されている選手が中穴を出し、人気投票で過大評価されている選手が人気倒れのレースをします。

●人気投票で過小評価
 選手名 今期勝率 勝率順位 得票順位 評価
細川 裕子 6.81 10 52 -42
藤崎小百合 6.98  6 44 -38
廣中智紗衣 6.42 18 49 -38
松尾 夏海 6.83  9 40 -31
海野ゆかり 6.68 13 41 -28
山下 友貴 6.24 20 47 -27

細川は捲り、藤崎は追い上げで上位着絡み

 今回の出場選手の中で得票数ワーストが細川裕子です。今期勝率は出場選手中10位にもかかわらず、得票数は52位です。最近の細川はスタートで無理はしていませんが、捲りで攻めるレースばかりです。スピードがあるので上位着を外しません。展示1番時計をマークしていれば舟券の軸にしてください。藤崎小百合も実力を過小評価されています。コーナー勝負に持ち込むので、外枠からでも2着に食い込んできます。

●人気投票で過大評価
 選手名 今期勝率 勝率順位 得票順位 評価
西岡 育未 5.13 44 16 +28
實森 美祐 5.23 41 15 +26
佐々木裕美 4.98 46 23 +23
富樫 麗加 5.51 34 12 +22
中田 夕貴 5.41 36 14 +22
浜田亜理沙 5.27 40 18 +22

西岡育の今期平均Sは0.21

 若手に人気が集まる傾向です。西岡は今期勝率で44位にもかかわらず、得票順位16位です。人気になってもB1級のレースしかできません。今期の平均Sは0.21と2~4コースでも1着がほとんど取れません。相手次第の2、3着です。佐々木は1コースで勝てても、中枠だと極端に1着数が減ります。實森は1コースを外した時に惜敗が目立ちます。ここに挙げた選手に人気が集中していれば、惜敗して中穴が飛び出します。