2022.06.24

舟券は勝った記憶だけが残る

舟券は勝った記憶だけが残る

 ボートレースに休日はありません。かなり古い話ですが、「水の日」というのがあって、毎週水曜日はキャンブルホリデーでボートレースもお休みでした。競輪もやっていなかったと思います。滋賀県は「家庭の日」を設けて第3日曜日はボートレースなどすべて休みにしていました。古い話です。
 ボートレースの好きな人と話をすると、決まって大勝ちした話をしてくれます。「釣り師と話をする時は両腕を縛っておけ」ということわざがあります。話をする度に釣った魚が大きくなるからです。それと同じようなことが舟券が勝った話でも起きます。
 長い間舟券を買っているのに大負けした話はあまりしません。3連単になってから負けることが当たり前になっているので、負けた記憶は埋もれてしまうのでしょう。大勝ちするのは1年に何回あるかないかです。それだけに勝った記憶の方が残りやすくなります。勝った記憶の方が大きいからこそ、次の日も舟券を買いにチケットシッョプに足を運べるのです。