2019.09.27

4294古賀 繁輝(佐賀・33歳)

選手会長をしている上瀧和則の愛弟子です。ボート好きの一家で毎年正月は唐津ボートからスタートしていました。好きなボートの世界に入りましたが、元気が先行してスタート事故も多く、肝心なところで出世の芽をつぶしてきました。本人の分析だと「スタート勘が悪い」ので、自信を持ってスタートを決めることができないそうです。深川真二、三井所尊春が親しい先輩でフライング休みが重なると、この3人でバカンスに行くほどです。しかし、最近の佐賀
支部は峰竜太のグループが活躍しており、古賀は危機感を持っています。

江戸川周年は好きな伸び型にして臨む

「年頭の平和島で優勝して、常滑周年でも優勝戦まで進んで、良いスタートが切れたけど、今期はあまり良くないですね。ここ数年はずっと夏場の調整に苦労しているし、F休みが重なったのも痛い。特に7 月以降の走りには不甲斐なさを感じています。
江戸川周年は斡旋が入ったときから意識していました。特殊な水面だけど、自分の中では良いイメージがありますね。初めて走った節で優出できたし、記念でも予選を突破することができていますから。それにエンジンもコンスタントに仕上がることが多いです。自分が好きな伸び型の調整が合うみたい。9 月末の開催なので気温も下がっているので、自分にとっては追い風になると思います。
最近の佐賀支部は山田康二、上野真之介、安河内将と若手の活躍が増えています。良い刺激になっているけど、危機感もあります。このまま記念から遠ざかるのは嫌だし、向上心を持たないと意味がない。若い選手たちには負けていられません。せっかく走る機会を頂いたので、ただ走るだけじゃなくて結果を出したい。それに僕も中堅世代になったので、何でもいいからそろそろタイトルが欲しい。優勝を意識して臨みます」

逃げ=12回 捲り=3回 捲差=3回 差し=5回 抜き=2回

今週の出走予定
GⅠ江戸川大賞=9月24日~29日