2019.10.20

B2級よりも怖い「8項」と「向上化ルール」-1

 10月は級別審査の期末です。勝負駆けだけでなく、事故率を減らすためにベタ下りする選手もいます。A級なのに6着ばかりを並べるのは事故率減らしのためです。詳しいルールが見つかったので紹介します。宮島ボートの関係者が運営しているホームページ「宮島フリークス」からの引用です。
●「8項」
B2級に落ちると収入減になりますが、B2級よりも怖いのが「8項」です。正式名称は「選手出場あっせん保留基準第8号」です。勝率3.00未満、事故率1.00の選手は6ヵ月間あっせん保留で出場できません。勝率に関してはデビューして3年間を猶予されます。50走り以上が対象選手になるので、49走で止める選手もいます。
今期(5月以降)の事故率の調べ方ですが、ボートレースの専門紙には当然載っています。レース場が発行する詳しい出走表にも載せています。各レースに泣ければ表紙のところに全選手データのところを見ればわかります。スマホやパソコンで調べたいなら、ボートレース無料サイトの「Water Side」(ウォーターサイド)から見ることができます。登録番号→選手データ→期間(2019/5/1に自動設定されています)を参考にしてください。
「8項」に抵触しないでも、事故率が0.71以上だと勝率に関係なくB2級になるので、ボーダー上の選手はベタ下りする選手が多いようです。