2023.06.05

安定板装着なら2コース差しは決まらない

安定板装着なら2コース差しは決まらない

 ボートピア市原の舟券教室に元選手が講師として活躍しています。女子選手の清水久美子さんも講師を務めています。その清水さんから教えてもらったのが、安定板を装着したレースです。2コースからだと差しが決まらないとのことでした。安定板を装着すると、ボートの舳先が上がらないようになり、ボートの接水面積が増えます。2コースから差しに構えると、1コースの引き波がある上に水の抵抗も増えるので、差しに構えても出て行きません。その間に外の選手が引き波のないところを回して抜け出します。1-2、1-3はあっても2-1はありません。安定板をつけるほど水面が荒れているので、ダッシュ捲りも限定的です。走りにくいという条件はあっても、意外と舟券は絞れるものです。覚えておきたいものです。