2024.01.15
2024年は波乱のスタート、超高配当ラッシュ
2024年は波乱のスタート、超高配当ラッシュ
唐津の正月レースの初日ドリーム戦で1号艇の峰竜太がフライングをしました。9800万円の売上がありましたが、9300万円が返還でした。12Rの売上はわずか500万円です。常滑の正月レースでも池田浩二が準優日の前半走で4艇フライングです。こちらは2135万円の売上で、2122万円が返還です。残ったのはわずか13万円でした。これでも選手の賞金もまかなえません。
一方、超高配当も数多く出ています。競輪の大宮周年の3連単107万円には及ばないものの、唐津では1月3日の1Rで17万円、2Rでは12万円と10万円超が連続してが飛び出しています。蒲郡の準優では1号艇の赤岩善生が負けて12万円の超高配当が出ています。準優では珍しいケースです。
●1月1日~9日の3連単10万円超のレース
発生日 3連単配当 レース場 R 出目
1/1 115,690円 蒲 郡 9R 5-2-1
1/1 177,400円 津 8R 2-6-4
1/2 265,820円 徳 山 10R 6-5-1
1/3 126,210円 蒲 郡 11R 4-2-3
1/3 173,790円 唐 津 1R 4-6-3
1/3 127,300円 唐 津 2R 4-6-1
1/5 100,290円 戸 田 5R 5-2-6
1/5 123,250円 住之江 6R 6-3-5
1/6 107,250円 多摩川 4R 2-6-1
1/7 102,210円 尼 崎 2R 6-2-4
●1月1日~10日の5万円超~10万円未満 32件(2023年29件)
●1月1日~10日の万穴出現回数 296件(2023年280件)
舟券作戦の新傾向、オッズ買いは長続きしない
今年は三国ボートが北陸地方の震災の影響で休催していましたが、5万円超~10万円未満は増加しています。モーター性能、ルールに変化はありません。それで荒れるレースが増えた理由の一つが、客層の変化です。これでま来場していなかった若い世代がボート場やポートピアに来場しています。
若い世代の中には、出走表を持たず、オッズ画面だけをみて舟券を購入している人が少なくありません。オッズ買いと呼ばれる買い方です。簡単な基礎知識を持っているものの、展開などは考えていません。自分好みのオッズを買っています。宝くじ感覚、パチンコ感覚の舟券作戦です。当たれば翌日も来るし、当たらなければ効率の良いギャンブルに行くだけです。好ましい傾向ではありません。ベテランのボートファンにすれば、配当が上がる分だけ歓迎かもしれません。