2026.06.25

モーター整備には流行がある

 鳴門のグランドチャンピオンではギヤケースを交換する選手が目立ちます。石渡選手のコメントでは「他の人がやっているので、自分もやってみた」でした。4月から新モーターに切り替わった鳴門で、GWでギヤケースを交換して快速になったモーターがあったのに影響を受けたようです。新品のギヤケースではなく昨年使用したギヤケースの交換です。
 選手はシム調整でギヤの噛み合わせ変えます。一般的にギヤの先端が噛み合うようにすれば伸び型、根元が噛み合うようにすると出足型になると言われています。選手は自分の走りやモーターのパワーに合わせてシム調整をやります。これは発表されませんが、「合う」「合わない」のコメントの中に含まれています。この調整とは違う部品交換です。
 昨年の夏以降はリング交換をする選手が増えて部品不足になったと言われています。4年前の尼崎のSGではセット整備をする選手が目立ちました。マフラー洗浄が流行した時もあります。選手心理としては、流行の整備をしないで、モーター劣勢になるのが怖いのです。効果よりも、万が一乗り遅れたらという不安からの部品交換です。効果ありかどうかは選手コメントや展示航走で確かめるしかありません。