2026.09.21

第13回ヤングダービー(若松)オリジナル展示タイムで舟券攻略

 オリジナル展示タイムを全国でいちばん最初に導入したのが若松ボートです。2013年からです。展示タイムはダッシュ捲りをする選手にとっ参考になるデータですが、スローからの加速は反映されません。その欠陥を補うものとして注目されました。選手もモーターの仕上がりの判断材料として1周タイムを参考にしていました。ただ、後発のオリジナル展示タイムと違うところは、若松のオリジナル展示タイムに回り足タイムがありません。活用するにも独自の視点が必要です。
 「展示タイム」はバック側スリット裏から150m区間で計測、伸びが反映されます。
 「直線タイム」はターン後の直線を計測、ターンしてからの加速が反映されます。
 「1周タイム」はモーターの総合的なパワーが反映されます。
 ヤングダービーに出場している選手が、モーターのどの部分を重点的に整備、調整しているかが分かるので、展開を読む上で参考になります。選手が重点にしている領域の仕上がりの良否を読むことで、展開を読む精度が上がります。

●オリジナル展示タイムで色がつく選手
 選手名 今期勝率 展示順位 1周順位 直線順位
原田才一郎 7.12 1.95 2.97 2.86
中山 翔太 5.70 1.91 3.10 3.38(F2)
石本 裕武 6.67 1.73 2.83 2.55
宗行 治哉 6.59 3.32 1.83 2.30
中村 日向 7.20 2.11 1.54 2.01
高幢 四季 6.21 2.35 1.93 2.29
大場 恒季 6.55 2.82 1.83 2.95
水谷 理人 7.15 2.82 1.65 2.28

 今期(5月以降)勝率で7点台を持っている選手は優勝候補に挙げられる選手です。原田、中村のような選手はオリジナル展示タイムに色がついているのが当たり前です。ついていなければモーターに不満ありと判断できます。一方、中村のようにオリジナル展示タイムに色がついてもフライング2本持ちでは期待薄です。高憧は1号艇でオール赤にもかかわらずも負けたことがありました。
 
●オリジナル展示タイムで色がつかない選手
 選手名 今期勝率 展示順位 1周順位 直線順位
加藤 翔馬 7.14 4.13 3.79 3.78

青木  蓮 6.88 2.64 4.37 2.95
廣瀬  凜 6.67 4.05 2.96 3.08

 オリジナル展示タイムに色がつかなくても軽視してはいけないのが加藤です。青木は捲りで攻める選手なので展示タイムを出しますが、1周タイムは慎重派です。廣瀬は出足型仕上げで展示タイムは無視して1周タイムをチェックしてください。
 ここで名前のない選手は、モーターが良ければ色つき、悪ければ色なしになるので、ストレートにモーターの仕上がりを色で判断できます。

●スタート展示で飛び出す選手(スタート展示の平均ST)
吉田裕平(0.02) 前田篤哉(0.03) 井本昌也(0.02)
若林義人(0.03) 濱野斗馬(0.03) 津田陸翔(0.02)

●スタート展示で遅れ気味の選手(スタート展示の平均ST)
平川香織(0.10)
宮脇遼太(0.12) 清水愛海(0.11) 山田理人(0.11)

 スタート展示は選手によってやり方が違います。スタート展示で飛び出す選手は舟券を買いたくなり、遅れた選手は舟券を外したくなります。ここに挙げた選手のスタート展示から引き算をうまくやって本番のスリット隊形をイメージしてください。