期末が近づいてきました。モーター抽選運が悪く勝率を下げている選手もいます。松井
繁でさえ７点台をキープするのが難しくなっています。負け癖がつき始めると気持ちで勝
てる気がしなくなるものです。どこかでスイッチを入れなければなりません。一つの発憤
材料が「勝負駆け」です。予選最終日もあれば、期末の勝負駆けもあります。二つの勝負
駆けが重なると気合いの方も入ってくるものです。水準並のモーターさえ引けばスタート
がカバーできるのがＡ１級です。平均スタートよりも今節のスタートが早くなっていれば
出足関係が良い証拠です。気持ちも入っていると判断できます。スタート力、ターンスピ
ード、モーター調整の技術などを総合的に持っていない選手だとスイッチが入っても空回
りするだけです。