2026.08.23

ターン勝負に限界あり

 A1級とB1級の違いは何かと聞かれたら、ターンの違いと答えたくなります。峰竜太や馬場貴也がYouTubeで自分のターンを公開しています。そのを見た選手から「あのターンは真似できない」といった声も聞きます。しかし、ボートレースでターン勝負は1マークで、2マークは後続との隊形次第です。ターンで必要なのはボートの安定性です。直線のスピードを競うために開発されたハイドロプレーンは、ターンの時に船底に風をはらめば、そのまま横滑りして消波装置にぶつかります。オーシャンカップで山口剛がピットに乗り上げたのも、ターンの時にボートが少し浮いて船底に風をはらんだからです。
ターンの時にボートを安定させるためにモンキーターンで重心移動するのです。しかし、いくら頑張ってもボートを安定させることができないケースがあります。それは波です。1マークをトップで抜け出した選手は波のないところを走れます。2位以下は波との戦いです。ターンでボートを安定させようにも、波が消える時間を待つか、波のない場所を探すしかありません。そういう状況でターン勝負はできません。限界があるということです。1マークの勝機を逃がすとA1級でも勝てません。