2022.04.14

山崎智也に幻のCFがあった

山崎智也に幻のCFがあった

 「艇界の貴公子」と呼ばれた山崎智也が引退しました。貴公子と言えば、「北関東の貴公子」と呼ばれた中里英夫が早かったのですが、いつのまにか山崎の異名になってしまいました。
 そんな山崎をテレビCFに使えば、ボートの人気が上がるのではないかと企画されたのが、2002年の放映予定のCFでした。遠藤久美子がプりンセス、山崎智也がプリンスの役になり、都内のスタジオで2日かがりで撮影が行われました。ラストは山崎が大きなタイトルを獲って、遠藤久美子にプロポーズする設定ではなかったと思います。
 なぜ、そのCFがお蔵入りしたかと言えば、その年のグランプリで山崎がフライングをしたからです。地方場からの舟券の発売報告が通信障害で遅れため、グランプリの実況時間に間に合わず、30分遅れでスタートしました。その時に山崎がフライングをしたのです。 いろいろな意味でスター性のある選手でした。
 CF撮影を取材した時のゲラを持っているので、問題がなければオールスターの時にでも公表したいと思います。ファン投票1位で優勝した選手ですから。