2023.12.01

差しグセの2コースはよく負ける

 待機行動のルールが適用されるようになったのは1992年からです。スタート練習をやっていた頃は、練習と本番のコース変わりがほとんどありませんでした。スタート練習が廃止になると、後付けで1コースに入る選手が出てくるようになりました。内規ではなく、はっきりとルール化した方が良いということで、待機行動に関する要領が制定されました。現在は、待機行動実施細則に名称が変わっています。このルールで割りを食ったのが2コースです。外に張れなくなりました。捲るほど抜け出せず、どうしても差しに構えるレースが増えています。スタートで半艇身先手を取っても差す選手がほとんどです。差しグセがついてしまった選手もいます。そうした選手がいると、3コースが思い切って全速で攻めます。1コースと3コース航跡にはめられると最悪です。差しグセがあるかどうかは決まり手を調べるとすぐにわかります。専門紙だけでなく、「教えてBOAT」や「ボートレース日和」で調べることができます。