2020.11.18

捲りは外、差しは内

捲りは外、差しは内

現役最強と呼ばれる峰竜太が津周年で走っています。YouTubeではゲームをアップしており、これまでと違うタイプのトップレーサーです。その峰の舟券をどう買うかについて参考にしたいのが「決まり手」です。専門紙ガイドに載っている「決まり手」を調べると、峰が捲りで勝ったのは、1回しかありません。逃げと捲り差しが目立ちます。伸びを引き出せない今のモーターに合った走りです。「抜き」が少ないのは、1着で走る機会が多いからでしょう。
峰が負けるシーンのほとんどが捲り差しに入ったとき、前詰まりになるケースです。そうしたリスクをはらんでいるので、峰の舟券は「流し」よりも「ボックス向き」なのです。つねに内側にいる選手を絡ませなくてはなりません。捲りで攻めるなら、その選手が外を絡ませますが、捲り差しや差しだと内側のいる選手を絡ませるのが舟券のセオリーです。