2021.04.12

津68周年記念「ツッキー王座決定戦」は高配当を狙え

津68周年記念「ツッキー王座決定戦」は高配当を狙え

津ボートの施行者は津市です。その津市の市花はつつじです。レース場の対岸にはつつじが植樹されており、毎年5月になると開花し、6月頃まで楽しませてくれます。それに合わせるように津ボートの周年記念6月にを開催さていました。タイトル名は「つつじ賞王座決定戦」です。しかし、SGやプレミアムGⅠなどの開催もあり、つつじ賞王座決定戦が6月開催ができなくなってきました。今の津周年のタイトル名は「ツッキー王座決定戦」です。
津周年で4月に開催されるのは16年ぶりです。いつもは「1コースが強い」といったイメージですが、今回は荒れる予感がします。理由は出場するメンバーです。期末が近づいても勝率が6点に届かない選手がいることと、フラインク2本持ちの選手の存在です。事故率の高い選手は、当然のようにスタート勝負ができません。「横一線のスタートが崩れれば穴が出る」というのは有名な格言です。該当する選手の外隣の選手を買ってください。

●今期勝率が6.15未満
山崎 義明(埼玉) 6.05
柏野 幸二(岡山) 5.00
秋山 広一(香川) 5.88
深井 利寿(滋賀) 5.89
原田 秀弥(大阪) 6.07
福島 勇樹(東京) 6.01
新田 泰章(広島) 5.42
高田  明(福岡) 6.04

●フライング2本持ち
福島 勇樹(東京)1月平和島、2月多摩川
安達 裕樹(三重)11月尼崎、3月津

●高事故率
柏野 幸二(岡山) 63走 事故率0.71
新田 泰章(広島)121走 事故率0.50

●最近3ヵ月のスタート順3.5以上と平均ST
寺田  祥 3.5  0.16
森高 一真 3.6  0.15
福島 勇樹 3.6  0.18
安達 裕樹 4.1  0.19
毒島  誠 3.7  0.15
青木 玄太 3.6  0.18

スタート順は、スタートラインを何番目に通過したかの平均値です。スタート順の早い選手が自分から仕掛けている選手です。一方、スタート順の遅い選手は誰かにスタートを合わせている選手になるので、捲りで勝つといったことが少なくなります。展開を突くか追い上げが多くなり、着順傾向も2、3着が増えます。1着軸にするのか、2着軸にするのかというときに参考になるデータです。スタート事故の少ない寺田のスタート順は3.5です。勝負どころでない限り地力で攻めるレースは期待できません。毒島も自力で攻めていません。インを外したときは2,3着受けが正解です。