再び、早朝から気持ちのいい青空が広がっている。ただ、４メートル前後の向かい風が吹く水面状況。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第４４回チャンピオン大会」の最終日が行われる。メインはもちろん第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優３番勝負では、10Rの杉山正樹、11Rの北野輝季は順当に逃げ切ったが、12Rで波乱が起きた。イン水域がもつれる展開の中、５カドから橋口真樹が一気に捲り、池田浩二をはじめ、錚々たるメンバー相手に快勝したのである。池田は何とか２着に残し、ファイナル進出は果たしたが…。これで俄然、ファイナルはおもしろくなったと言える。１枠の北野が人気になるが、４枠なら池田も互角の存在。さらに２枠・杉山正、３枠・橋口も不気味だし、５枠・前田滉、６枠・杉山裕也にも池田次第でチャンスが出てくる。予報ではやや強めの向かい風が吹く水面でのファイナルだけに、荒れる要素も十分にある。最後に今節のインの成績は１着31本、２着10本、３着11本、着外８本で１着率51％、２連対率68％、３連対率86％となっている。　

〇今節の欠場選手
清水さくら（家事都合）、堀本翔太（前検不合格）

〇今期適用勝率ベスト５
第１位・池田浩二…８・08
第２位・赤岩善生…７・78
第３位・吉田裕平…７・04
第４位・佐藤博亮…６・90
第５位・杉山裕也…６・86

〇新勝率（７月から適用）ベスト５
第１位・池田浩二…８・08
第２位・杉山裕也…７・07
第３位・赤岩善生…６・92
第４位・佐藤博亮…６・79
第５位・前田翔…６・77

〇通算５百勝へ、あと１勝（５月２日現在）
岸本雄貴（２、６R）

〇めざせ！水神祭
松田真実（４R）、永田楽（８R）、伊藤栞（２、６R）

〇パワーベスト５
第１位・池田浩二（準優では橋口に捲られ、まさかの２着。ただ足は仕上がっている。４枠でもチャンスはある）
第２位・吉田凌太朗（６R）（３日目のFがいかにも残念。F後でも大外から３、２着と舟券に貢献。最終日も侮れない）
第３位・橋口真樹（準優ではビックリの５コース捲りでインの池田を粉砕。Sしてから出て行く足は上位級だし、ファイナルでも要注意だ）
第４位・前田滉（回り足中心にバランスが取れて好仕上がりでファイナルでも楽しみ）
第５位・北野輝季（行き足がいいし、追い上げも利くし、レース足が光る。ファイナルの１枠ゲットで、当地４回目のVへチャンス到来だ）

〇優出選手のV実績
１枠・北野輝季…24年４月戸田以来、17回目（当地４回目）のVをめざす
２枠・杉山正樹…24年３月宮島以来、47回目(当地９回目)のVをめざす
３枠・橋口真樹…11年４月宮島以来、８回目（当地初）のVをめざす
４枠・池田浩二…前節の蒲郡に続く連続V＆97回目（当地29回目）のVをめざす
５枠・前田滉…24年２月浜名湖以来、７回目（当地３回目）のVをめざす
６枠・杉山裕也…23年12月宮島以来、27回目（当地６回目）のVをめざす

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
石原だけが遅れたが、それ以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
石原が仕掛け、佐藤だけが遅れたが、佐藤以外はF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
ダッシュトリオが仕掛けたがF。
２回目…並び１２３/４５６
仕掛けた笠野と土性はF。
３R
１回目…並び１２３/４５６
仲口と高井が遅れたが、それ以外はF。
２回目…並び１２３/４５６
出て行ったのは杢野、吉田、大澤。
４R
１回目…並び１３２/４５（仲道は不参加）
丹下の逃げ態勢。
２回目…並び１３２/４５（仲道は不参加）
丹下だけが遅れた。

直前記者予想をチェック♪
ボートレースとこなめＨＰ　http://www.boatrace-tokoname.jp/raceguide/kyogi06