きょうも夏のような日差しで、予報では最高気温30度。風は変わらず穏やかで水面状況は引き続き良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「デイリースポーツ杯」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優では1枠トリオがそろって勝利(全てイン逃げ)し、その結果、得点率トップを死守した仲口博崇がポールポジションとなる1枠をゲット。足は節イチ級に仕上がっている。仲口はこの後、当地で行われるG3マスターズリーグ(10月13日~)、G1ダイヤモンドカップ(11月12日~)の斡旋も入っており、それに弾みをつける意味でも、ここはしっかりと逃げたい。ただ強敵が多いのも確か。1番手はやはり4枠・井口佳典。2日目はやや変調をきたしていたモーターだったが、3日目は上昇モードに転じている。動きがおかしかった2日目12Rでは4カドからまさかのドカ遅れ。ただ、同じ過ちを繰り返さないのがトップ級の選手。井口も仲口と同じく11月のG1ダイヤモンドカップの斡旋が入っている。最後に底力を見せるシーンも十分ある。さらに2枠・石田政吾、3枠・金子萌も気配上々で要注意だろう。外枠2選手も井口が行けば好展開が待っている。きょうのファイナルは大本命か、はたまたビッグ配当か両極端のような気がするが…。果たして結果はどうなるのか、見逃せない頂上決戦になったと言えそうだ。最後に今節のインの成績は1着28本、2着4本、3着1本、着外3本で1着率77%、2連対率88%、3連対率91%となっている。
〇今節の欠場選手
山崎哲司(家事都合)、戸塚邦好(家事都合)
〇今節の追加選手
丹下健、黒柳浩孝
〇通算500勝へ(9月24日現在)
マジック1…黒柳
〇パワーベスト5
第1位・仲口博崇(得点率トップを死守し、準優もインから快勝し、ことし初Vへ王手をかけた。出足中心に節イチ級のパワー)
第2位・渡邉俊介(4、11R)(きのう7Rで鮮やかなカド捲りを決め、通算五百勝を達成。準優は展開が悪く4着に敗れたが、変わらず行き足がいいし、レース足も光る)
第3位・松下哲也(予選は1枠なしながら第15位で予選突破。さらに準優も強敵相手に2着に食い込み通算6度目の優出で悲願の初Vを狙う。行き足がいいし、出足関係も上々)
第4位・藤田俊祐(7、11R)(予選突破は逃したが、きのう後半では好ピット離れを見せてイン奪取し、仲口相手にイン快勝。行き足がいいし、レース足もいい)
第5位・日笠勝弘(2、7R)(きのう後半ではインから圧勝し、今節初勝利。バランスが取れて好仕上がりで穴党は注目だ!)
〇優出選手のV実績
1枠・仲口博崇…22年11月からつ以来、90回目のVをめざす
2枠・石田政吾…22年2月尼崎以来、86回目のVをめざす
3枠・金子萌…23年2月児島以来、5回目のVをめざす
4枠・井口佳典…23年8月津以来、85回目のVをめざす
5枠・武田光史…22年10月平和島以来、44回目のVをめざす
6枠・松下哲也…デビュー20年目、6回目の優出で初Vをめざす
〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
仕掛けた小川、石渡はF。
2回目…並び123/456
木幡だけが大きく遅れた。
2R
1回目…並び123/456
大外から日笠が飛び出したがF。
2回目…並び123/456
川崎が遅れた。仕掛けたのはカドの中里だがF。
3R
1回目…並び123/45(前田は不参加)
下河だけが遅れた。ただ塩崎はF。
2回目…並び123/45(前田は不参加)
下河の逃げ態勢。
4R
1回目…並び123/456
仕掛けた西村、中辻、渡邉はF。ちなみに伸び返したのは秋元。
2回目…並び123/456
仕掛けた秋元と丹下はF。
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