2024.12.04

【とこなめ】第4回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走(2日目)

 きょうも日差したっぷりだが、強め(5メートル前後)の向かい風が吹く水面状況。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第4回愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会協賛競走」の予選最終日となる2日目が行われる。まずはいつも通り、初日の動きを振り返ってみたい。その初日は3連単で4本の万シュー配当が飛び出したが、メインのDR戦も波乱の決着となった。佐藤大介(きょうの出番6、12R)がインから先制したが、伊藤将吉(7、11R)の飛び出しもあり、それに抵抗した影響で1マークは少し流れ気味。そこを差したのは山室展弘(5、11R)。ただその内から赤羽克也(3、10R)、渡邉雄朗(8、12R)も差してきていて2マークは大混戦。その中を抜け出したのは赤羽だったが、2周2マークで山室が内を突いて大逆転(ただし山室は不良航法で減点)。その隙に渡邉雄も2着に浮上し、赤羽は3着に後退。3連単では7万円近い高配当となった。DR組ではやはりこの上位着順の3選手の動きがいい。ただ、それでも中堅上位レベル。予選スタート組に気配のいい選手が目立つ。そのトップが連勝発進のルーキー・岩田凌(4、11R)。3、2コースからの捲り連発で伸び中心に節イチ級。そしてベテランの中里英夫(1R)も抜きと差しで連勝。こちらはレース足が光る。他にも川原涼(2、8R)、阪本勇介(1、9R)、上野秀和(2、6R)、吉田宗弘(5R)、田中孝明(3、9R)、大場恒季(12R)、天野友和(3、11R)らが好ムード。きょうは水面の悪化も懸念され、引き続き波乱ムード。最後に初日のインの成績は1着4本、2着3本、3着1本、着外4本で1着率33%、2連対率58%、3連対率66%となっている。 

〇今期適用勝率ベスト5
第1位・渡邉雄朗…6・77
第2位・佐藤大介…6・56
第3位・山室展弘…6・44
第4位・赤羽克也…6・38
第5位・伊藤将吉…6・34

〇新勝率ベスト5
第1位・渡邉雄朗…6・79
第2位・佐藤大介、伊藤将吉…6・24
第4位・泥谷一毅…6・19
第5位・大場恒季…6・13

〇今節のパワーベスト5
第1位・岩田凌(ここまで通算3勝だったが、きのうは3、2コースから捲り連発で連勝の大活躍。Sしてからグイッと伸びるし、回ってからも軽快。実はこのモーター19はまだ実戦で使用する前の航走タイムでトップをマークしていたもの)
第2位・中里英夫(前半は抜き、後半は2コース差しで連勝。伸びはそうでもないが、実戦足が光る)
第3位・川原涼(2着だったが、先頭を走る伊藤将に迫った足は評価できる。行き足がいいし、回ってからもスムーズ)
第4位・上野秀和(いくらモーターのレベルが低かったとはいえ、逆転での1着は高評価に値する。さすがに前節の準完全Vだ。伸びるし、実戦足も上々)
第5位・阪本勇介(きのうは大外から猛烈な追い上げで2着。レース足がかなりいいし、伸びも水準以上はありそう)

〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
新出がインから持たす感じも内3艇はF。
2回目…並び123/456
川合が大きく遅れた。ただ川合、井上以外はF。
2R
1回目…並び123/456
川尻の逃げ態勢も内2艇はF。
2回目…並び123/456
繁野谷が少し飛び出したが全艇F。
3R
1回目…並び123/456
渡邉の逃げ態勢も内3艇はF。
2回目…並び123/456
赤羽が仕掛けたが、S放り気味。ちなみに久保原以外はF。
4R
1回目…並び123/456
岩田と齋藤が遅れたが、河野と水摩はF。
2回目…並び123/456
島崎が少し出て行く感じも金子以外はF。

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2024.12.04

【鳴門】GⅠ大渦大賞開設71周年記念競走(2日目)

 初日のドリーム戦第1弾は池田浩二が先マイで制すると、宮地元輝が差しで追走、森高一真が3着と人気サイドの決着。予選は1回乗りの岡祐臣が捲り、中村晃朋は捲り差しで1着発進としてどちらも3連単高配当を提供している。本日のメインはドリーム戦の第2弾。絶好枠の峰竜太は初日を6・3着と成績は振るわなかっただけに、2日目以降の巻き返しに燃えている。なお、上田龍星は不良航法で減点10、市橋卓士は公傷で途中帰郷となった。
 
 満潮・10:02、116cm、干潮・14:07、94cm(9R発売中)。潮回りは中潮。今朝も潮位が高い状態でホーム追い潮傾向で始まるが、これから徐々に潮位は下がり8R終了後に干潮を迎える。その後はドリーム戦までホーム向い潮となるが、レース中の潮位変動は最大で約20cm程度と比較的に穏やかな潮の流れになりそうだ。
 
 09:52現在、天候・晴れ、気温13℃、北西の風5m(ホーム追い風)。朝から晴れているが、初日に比べると冷たい空気が流れて冷え込んでいる。また強風の影響で1Rより安定板を使用して行われる。予想最高気温は15℃。
 
 本日はダブルドリーム戦の第2弾が行われる。絶好枠の峰竜太(12R)は初戦から大掛かりな本体整備に取り掛かったが、パワー不足が露呈している。「明らかに伸びが悪かったし、回転不足で乗れなかった。エンジンにパワーがないですね。今からまた整備します」と結果は残せなかったが、まだまだシリーズは始まったばかり。艇界のスーパースターの動向に目が離せない。。
同じく2枠の田村隆信(12R)は「スタートは放りました。出足、回り足が甘くて好みじゃない足。伸びは悪くはないけど、それより出足が欲しい。ピストン、ピストンリング、ギアケースを替えようと思う」と初日のレース後にモーター整備にかなり時間を費やしていたのが印象的だった。
 中村晃朋(3、9R)は展開がもつれたところを捲り差して白星発進。「整備士さんのおかげです。ペラはサラッとしかやってない。正味の舟足はまだまだ。細かい所は触っていきます」と初日の出番が終わった後は調整と試運転を繰り返す姿が見られた。本日の6枠で結果を残せるかどうかがシリーズの鍵となりそうだ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは吉田拡郎(1、8R)、山田祐也(1、9R)、長田頼宗(2、8R)、佐藤博亮(2、11R)、近江翔吾(2、9R)、船岡洋一郎(3、11R)、島村隆幸(3,8R)、中村晃朋(3、9R)。
 
★機力評価★
機力上位…山田祐也、河合佑樹、佐々木完太、林美憲
機力劣勢…峰竜太、君島秀三、麻生慎介、海野康志郎、坂元浩仁、片岡雅裕、竹田和哉
一発期待…8R3枠・長田頼宗
 
★初日決まり手★
逃げ    6本
捲り    1本
捲り差し  4本
差し    1本
抜き    0本
恵まれ   0本
 
★初日コース別1着回数★
1コース  6回
2コース  1回
3コース  3回
4コース  0回
5コース  2回
6コース  0回
 
★今節の部品交換状況★
【初日】
坪井康晴【76号機】(1R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
片岡雅裕【71号機】(2R・クランクシャフト)
海野康志郎【36号機】(3R・ギヤケース、10R・ピストン2個、ピストンリング1本)
定松勇樹【33号機】(4R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
齊藤仁【23号機】(5R・新プロペラ)
松田大志郎【67号機】(5R・ピストンリング2本)
中村晃朋【58号機】(5R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、ギヤケース、キャリアボデー)
峰竜太【18号機】(6R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、ギヤケース、キャリアボデー、11R・ギヤケース、キャリアボデー)
田村隆信【66号機】(7R・シリンダケース)
船岡洋一郎【55号機】(8R・キャブレタ)
寺田祥【59号機】(9R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
長田頼宗【51号機】(9R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース、キャリアボデー)
島村隆幸【19号機】(12R・ピストン2個、ピストンリング4本、シリンダケース)
 
★減点者一覧★
上田龍星(初日1R・不良航法-10点)
 
★賞典除外選手★
なし
 
★途中帰郷選手★
市橋卓士(初日・公傷)
 
★F・L休み未消化選手★
【前期未消化分30日】
吉川元浩(12/9~)
湯川浩司(12/9~+5日)
島田賢人(12/9~)
高倉和士(12/9~)
佐藤博亮(12/9~)
【今期未消化分30日】
池田浩二(1/20~)
近江翔吾(2/9~)
上田龍星(2/7~)
 
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