2023.05.06

【鳴門】第31回日本モーターボート選手会会長杯競走(最終日・優勝戦情報)

 10R発売中に優出メンバーによるスタート練習が行われた。9R終了時点の気象状況は天候・曇り、気温22℃、南東の風7m(ホーム向い風)。朝から南寄りの風が強く吹いており、5R以降は安定板を使用、さらに8R以降は周回を短縮して行われている。9Rまでの決まり手は逃げ、捲り4本、捲り差し1本。朝からホーム向い風が強く、スタートをいかに踏み込めるかどうかが勝負の鍵になることは間違いなさそう。
 
~12R優勝戦スタート練習~
1本目①②④/③⑤⑥、2本目①②④/③⑤⑥
 菅のコース取りが気になったが、2本とも4カドを選択。⑤河野と⑥小野はマーク策に出て3対3のスタイルとなった。1本目は②市橋がFで、④林も早い踏み込みを見せていた。2本目は①西野と②市橋がFとなったが、いずれにしてもスローの3艇は③菅の強烈な伸びに対応しようとキワのタイミングをつかもうとしている様子がうかがえた。
 
12R優勝戦メンバーの機力評価
③菅章哉>①西野雄貴>②市橋卓士>⑤河野大>⑥小野勇作>④林美憲
 
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2023.05.06

【福岡】どんたく特選レース(4日目)

 本日は予選最終日です。満潮は09:45、干潮16:06、中潮で潮位差は183センチ、ホーム追い風4メートルの予報です。
 今シリーズはベテラン勢の奮闘が目立っています。得点率上位の山一鉄也(11R)に、最古参の山崎毅(3R)がパワフルな舟足を武器に粘り強い走りを見せていますが、井上恵一(1R)もその1人です。3日目は捲りと逃げで連勝ゴールを飾り、機力も出足を中心に好ムード。得点率も6.60まで上昇しており、予選ラストも活躍に期待です。

~朝特訓の各レースの比較(1~3R)
1R・①仲谷颯仁=②加倉侑征>③益田啓司=④白水勝也=⑤中島真二=⑥井上恵一
2R・③倉尾大介>①竹之内極=②川添英正=④深川麻奈美=⑤柴田直哉=⑥中尾彩香
3R・③古澤光紀=⑤永嶋裕一>①山崎毅=②池永太=④森照夫(⑥前田健太郎は不参加)

~機力評価ランク(3日目終了後()内は出足と伸び足の評価)~
Sランク…まだなし
A+ランク…井上恵一(◎○)、永嶋裕一(◎◎)、前田将太(◎○)、竹井奈美(○◎)
Aランク…山一鉄也(◎○)、川野芽唯(○◎)、古澤光紀(○◎)、池田奈津美(◎◎)、竹之内極(○◎)、井上未都(○◎)
そのほかで機力好調…中辻崇人(○◎)、小野生奈(○◎)、篠原飛翔(◎○)、篠原晟弥(◎○)
機力低調…梶原正(○△)、幸野史明(○△)、渡辺崇(△△)、深川麻奈美(△○)
一発期待…1R2枠・加倉侑征

~現行モーターのオリジナル展示トップの成績(3日目終了後、()内は通算)~
1周タイム…1着率・35.1%(46.9%)、2連率・56.8%(65.7%)
回り足タイム…1着率・32.5%(35.1%)、2連率・50.0%(53.7%)
直線タイム…1着率・19.6%(22.8%)、2連率・32.6%(41.1%)
※オリジナル展示が2つ、もしくは3つ全てトップの場合。
2つ…1着率・36.7%(45.6%)、2連率・60.0%(64.5%)
3つ…1着率・66.7%(62.3%)、2連率・100%(77.9%)

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2023.05.06

【鳴門】第31回日本モーターボート選手会会長杯競走(最終日)

 昨日行われた5日目は強風の影響で2Rより安定板を使用。メインの準優勝戦は10Rで市橋卓士が2コース差しで準優一番乗り。11Rは菅章哉がチルト3度にセットして5コースから捲りを決めて快勝。12Rは予選トップの西野雄貴がイン速攻を決めて優勝戦の絶好枠を手中にした。
 
 満潮・06:30、148cm、干潮・13:03、11cm(10R発売中)。潮回りは大潮。朝早く満潮時刻を迎えた後は9Rまで潮位は下がり続けてホーム追い潮傾向、その後は緩やかに潮位は上がりホーム向い潮となる。レース中の潮位変動は最大で約1m20cm。
 
 07:46現在、天候・晴れ、気温20℃、南東の風4m(ホーム向い風)。今朝は1Mを見渡せば薄い雲の合間に日差しが見えるが、このあと天気は下り坂で優勝戦の時間帯はパラパラと雨が降るかもしれない。風は昨日同様、南寄りから強く吹いているが、朝の時点で安定板は装着していない。予想最高気温は24℃。
 
~12R優勝戦コメント~
①西野雄貴「めちゃくちゃ出ている感じではないけど、このエンジンの力は引き出せていると思う。自分も久々に勝ちたいので頑張りたい」
②市橋卓士「安定板に対して調整はできていた。足は日替わりなんだけど、準優はうまく合っていた。二重丸かどうかは分からないけど、伸びがいい。また調整をしていく」
③菅章哉「このエンジンはいいですね。みてもらった通りで、調整も合って仕上がっている。チルト3度で内を攻めたい」
④林美憲「まったく余裕がない。特に伸びがない。エンジンはそこまで悪くないと思うけど、ボートが良くないかも。何とか展開は突けるように調整をしたい」
⑤河野大「安定板がついて重さがあるし、パワーダウンしている感じはある。乗りやすさはあって、足自体は普通。ターン足は悪くないけど、全体に○が並ぶレベルかな」
⑥小野勇作「エンジンで(2着争いに)勝てましたね。安定板がついても他の人に詰められたとかはない。変わらず全体的に少しずついい。レース足とか回り足とか全部ですね。どちらかと言えば出足の方がいい。あとはスタートだけ」
 
 優勝戦は地元5名に遠征勢1名のメンバー構成となった。①西野は節間通して終始笑顔が絶えないシリーズ。「今回ヘルメットが新しくなった」と選手になって4個めとのこと。準優のレース直後に写真を撮らせてもらったが、地元愛のこもったデザインとなっている。勝てば昨年5月丸亀以来、初のGW戦制覇となるだけにスタートに集中だ。
 
 ③菅は予選の時点で「自分が独身だったらこのエンジンと結婚して一生添い遂げてみたい」と笑いを誘っていたが、5日目は強いホーム向い風&安定板装着の悪条件の中で5コース捲りを連発させた。「もう仕上がっていますよ。またチルト3度にして内艇を抱いていき、家に帰ったら妻を抱きしめたい」とここでも菅らしいコメントが飛び出した。グランプリ出場へ「こういう結果を残すことの積み重ねが大事ですから」と今回の優勝賞金160万円は是が非でもつかみ取りたいところ。
 
 ⑥小野は今年2回目の優出を決めた。「前回(2021年2月)の優勝も鳴門だった。アウエーで外枠なので気楽に頑張ります」と前回優勝時は2コース発進で3コースの選手に捲られながら1マークで捲り返す離れ業をやっているだけに、今回も目が離せない状況だ。

朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは山田真聖(1、8R)、興津藍(1、9R)、吉田光(2R)、丸尾義孝(2、10R)、竹田吉行(3、10R)。
 
~機力評価~
ツートップ!…西野雄貴(出足◎)、菅章哉(伸び◎)
機力上位…小野勇作、一宮稔弘、烏野賢太、丸尾義孝、河野大、堀本和也
機力劣勢…北川敏弘、吉田光、松下知幸、村田友也、松本弓雄、山口高志、川田正人、常盤海心、赤池修平、原村拓也、常盤海心
一発期待…12R3枠・菅章哉
 
~5日目決まり手~
逃げ   4本(30本)
捲り   2本(12本)
捲り差し 1本(6本)
差し   3本(7本)
抜き   2本(5本)
恵まれ  0本(0本)
 
~5日目コース別1着回数~
1コース 6回(33回)
2コース 3回(9回)
3コース 0回(7回)
4コース 0回(6回)
5コース 2回(4回)
6コース 1回(1回)
 
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