４日間の予選が終了して準優勝戦に進出する１８名が出そろった。２日目からオール２連対の菊地孝平がトップ通過。３日目後半から連勝の濱野谷憲吾が２位に浮上。前日まで２位だった魚谷智之は３着２本で３位へ後退したが準優勝戦絶好枠は確保している。また、準優進出ボーダーは６・００で原田幸哉となり、同率の白井英治が上位着本数の差で惜しくも次点に終わっている。なお、守田俊介と中岡正彦は公傷で途中帰郷。
　
　満潮・１７：０３、１１９ｃｍ、干潮・１１：３０、５９ｃｍ（３Ｒ発売中）。潮回りは中潮。午前中は一貫して潮位は下がりホーム追い潮傾向だが、午後になると準優勝戦の時間帯まで潮位は上がり続ける。レース中の潮位変動は少なく最大でも約８０ｃｍ程度。
　
　０９：５２現在、天候・晴れ、気温１９℃、南東の風２ｍ（ホーム向い風）。今朝は爽やかな青空が広がっている。風は昨日とは真逆で南寄りのホーム向い風が吹いている。午後からは天気は下り坂で、準優勝戦は雲の多い空模様となりそうだ。予想最高気温は２２℃。
　
　準優勝戦１０Ｒは進入から激しくなるであろうメンバー構成となった。魚谷智之（１０Ｒ）は「後半（昨１２Ｒ）はチルトを０度に合わせて調整をして、これでもいいなという仕上がりだった。でもストレートはパンチがないのでその辺は考えて調整をしたい。足は全体的にボチボチで悪くないと思います」と手ごたえはまずまずといったところ。しかし、準優のメンバーが２枠は西島義則、４枠にピット離れで飛び出していく石川真二、さらに５枠は赤岩善生と６枠に徳増秀樹も加わりコース取りから進入が激しくなり、並びは展示と本番では大きく異なるかもしれない。「これ何メートル起こしになるんやろ（笑）。どうなってもいいように心の準備だけはしときます」と魚谷は口にしており、なんとしてもインを確保して優出一番乗りとなるか。
　
　予選トップ通過の菊地孝平（１２Ｒ）は「仕上がりは問題ない。バランス良くて調整して良くなっています。多少の条件の変化は対応できると思う。石川真二さんのピット離れだけは異次元なので、そこに対抗するのは無理かな。それ以外は全体にいい。直線が欲しいなと思って調整して、そこも上向いて今日は瓜生さんともほぼ同じだった。Ｓはつかみ切れてない。気合で行きます」とここは進入の乱れもなさそうで、万全のイン速攻へ優出絶好枠を目指す。
　
　地元勢は田村隆信（１１Ｒ）がただ一人準優勝戦に駒を進めた。「理想の感じに近づいた。タイムが良くて、１００点満点なら９０点くらい。浜野谷さんが乗りづらそうにしてたので。ミスがあればって感じだったけど、抜けないですね。１００点にはできないので、現状の９０点でしっかり合わせたい」と走りなれた地元水面で意地を見せるか。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは山本寛久（１、７Ｒ）、辻栄蔵（１、６Ｒ）、飯島昌弘（２、８Ｒ）、武田光史（２、７Ｒ）、田中信一郎（３、７Ｒ）、古結宏（４、９Ｒ）。
　
～機力評価～
機力上位…寺田祥、西島義則、魚谷智之、瓜生正義、田中信一郎、田村隆信、服部幸男、徳増秀樹、齊藤仁
機力劣勢…寺田千恵、山本寛久、横澤剛治、坂口周、吉永則雄、坪井康晴、石田章央、岩崎芳美
一発期待…９Ｒ２枠・古結宏
　
★減点選手★
なし
★賞典除外選手★
森高一真（３日目３Ｒ・妨害失格）
★帰郷選手★
江口晃生（３日目・公傷）
田頭実（３日目・公傷）
中岡正彦（４日目・私傷病）
守田俊介（４日目・私傷病）
　
★今節の部品交換状況★
【初日】
吉永則雄（３Ｒ・ギヤケース）
田村隆信（７Ｒ・ギヤケース）
白井英治（１２Ｒ・ギヤケース）
守田俊介（１２Ｒ・ギヤケース）
【２日目】
横澤剛治（１Ｒ・ギヤケース）
田村隆信（３Ｒ・キャリアボデー）
吉永則雄（４Ｒ・ギヤケース、キャリアボデー）
森高一真（７Ｒ・ピストン２個）
寺田千恵（９Ｒ・電気一式、キャブレタ）
松井繁（１２Ｒ・ギヤケース）
【３日目】
江口晃生（３Ｒ・ギヤケース）
松井繁（６Ｒ・ギヤケース）
森高一真（１２Ｒ・ピストン２個、ギヤケース、電気一式）
【４日目】
山本寛久（７Ｒ・キャリアボデー）
白井英治（１０Ｒ・ピストンリング２本）
森高一真（１１Ｒ・電気一式）
　
～４日目決まり手～※（）は今節累計
逃げ　　　　７本（２２本）
捲り　　　　１本（５本）
捲り差し　　２本（６本）
差し　　　　２本（１３本）
抜き　　　　０本（２本）
恵まれ　　　０本（０本）
　
～４日目コース別１着回数～※（）は今節累計
１コース　　７回（２３回）
２コース　　１回（１２回）
３コース　　０回（３回）
４コース　　０回（２回）
５コース　　３回（７回）
６コース　　１回（１回）
　
★Ｆ・Ｌ休み未消化選手★
【３０日】
西島義則（４／２２～）
濱野谷憲吾（５／２７～）
武田光史（５／２０～）
白井英治（４／２２～）
重成一人（４／２２～）
　
★今期事故率０・５０以上の選手★※４／１８終了時点
白井英治（０・５７、５７点、１００走）
　
★当地久々出場（３年以上）★
石田章央（４年１１カ月ぶり）
黒崎竜也（３年１０カ月ぶり）
飯山泰（３年７カ月ぶり）
坂口周（５年８カ月ぶり）
　
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　きょうも気持ちのいい青空が広がっている。ただ、天気はゆっくり下り坂でこれから雲が広がる予報。きのうは午後から強めの向かい風が吹き、その影響で水面が悪化したため、８R以降は中止、打ち切りとなるアクシデント。きょうはその風も収まり、風は穏やかで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第５３回全日本ファイターキング決定戦」の予選最終日となる２日目が行われる。まずは初日の動きを振り返ってみたいが、１度も走っていない選手もいて、はっきりとは掴めない状況だが、やはり外（５コース）から１着を奪取した吉田慎二郎（きょうの出番１、８R）と渡邉英児（７、12R）を１番に挙げなければならないだろう。両者とも行き足がいいし、その後もスムーズ。他では宮之原輝紀（５、12R）、中野次郎（７、11R）、石橋道友（４、９R）、平見真彦（２、８R）、岡部大輝（３、11R）、枝尾賢（６、11R）、岡祐臣（６、12R）、松竹大輔（４、10R）らの動きが目を引いた。きょうは１枠に強豪選手が数多く配置されていて、本命サイドのレースが多くなりそうなムードだが…。最後に初日のインの成績は１着４本、２着２本、３着１本、着外０本で１着率57％、２連対率85％、３連対率１００％となっている。　　

〇今節の欠場選手
寶田亮治（家事都合）、貞兼淳二（私傷病）、海老澤泰行（私傷病）、松村敏（家事都合）、前沢丈史（私傷病）、北山康介（私傷病）、高井雄基（私傷病）

〇今節の追加選手
渡邉英児、増田進、新田智彰、杉江浩明、三宅潤、森作雄大、藤井太雅

〇A１勝負駆け（４月17日現在のボーダー６・23）
馬袋義則（６・26）、原田秀弥（６・23）、平見真彦（６・18）

〇A２勝負駆け（４月17日現在のボーダー５・43）
岡部大輝（５・50）、三宅潤（５・41）、谷川将太（５・33）、矢後剛（５・31）

〇今期適用勝率ベスト５
第１位・枝尾賢…７・44
第２位・篠崎元志…７・43
第３位・宮之原輝紀…６・99
第４位・石橋道友…６・84
第５位・中野次郎…６・73

〇今期勝率ベスト５（４月17日現在）
第１位・宮之原輝紀…８・07
第２位・枝尾賢…７・54
第３位・松井洪弥…６・90
第４位・石橋道友…６・75
第５位・桑原悠…６・70

〇事故率の高い選手（４月17日現在で０・70以上）
堀本裕也（０・77）、樋口喜彦（０・75）、安田吉宏（０・74）、藤井太雅（０・79）

〇通算千勝へ、あと４勝（４月17日現在）
島田一生（３R）

〇通算５百勝へ、あと３勝（４月17日現在）
平見真彦

〇めざせ！水神祭
若林麗（１、９R）、秋末泰悟（６R）、井田涼介（３、８R）

〇パワーベスト５
第１位・吉田慎二郎（５コースから鮮やかな捲り差しを決め、三宅と永井を撃破。行き足がスムーズだし、その後の繋がりもいい）
第２位・渡邉英児（５コースからS後にグイッと伸びて石橋のインを破った足は評価できる。バランスが取れて上位のパワー）
第３位・岡部大輝（惜しくも２着だったが、差した後の足はかなりいい感じできょうも楽しみ）
第４位・宮之原輝紀（凄いピット離れで６枠から２コース奪取、そして惜しくも２着だったが、終始、岡に迫った足は評価できる）
第５位・枝尾賢（いきなりの整備だったが、それが功を奏したのか、道中では馬袋をあっさり逆転して２着奪取。前操者の宇野弥の足とは雲泥の差）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３４５/６
枠なりの５対１の隊形で仕掛けたのは金子と河野。
２回目…並び１２３/４５６
仕掛けた河野と吉田はF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
杉江が大きく遅れた。ただ渡部と平見はF。
２回目…並び１２３/４５６
渡部、松尾、平見が仕掛けたが、平見だけがF。
３R
１回目…並び１２３/４６５
島田の逃げ態勢。
２回目…並び１２３/４６５
仕掛けた岡部、河野、永井はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
松井の逃げ態勢。ちなみに石橋はF。
２回目…並び１２３/４５６
増田、三宅、石橋が仕掛けたが、三宅と石橋はF。

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