きょうはきのうと打って変わり、日差したっぷりで気持ちのいい青空が広がっている。風もほとんどなく絶好の水面状況。まさにライブ観戦にはもってこいの日和となっている。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第４３回チャンピオン大会」の予選３日目が行われる。きょうから新期突入で事故点はゼロからのスタートとなる。今節は上位陣が調整に苦労していて、伏兵陣の活躍が目立つ。まずは２日目までの得点率状況を見てみたい。トップに立っているのは野中一平（きょうの出番５、11R）。初日をイン速攻で圧勝すると、２日目前半は道中での逆転で勝利、そして後半は大外から差してトップを走る赤岩善生（４、10R）を猛追する２着とレース足の良さが光る。第２位につけているのが中山雄太（４、12R）。こちらも行き足関係が実にスムーズで、きょうも楽しみ。そして第３位がDR組の仲口博崇（５、12R）となっている。その仲口は、オール３連対が示すように出足関係がスムーズで大崩れのない足に仕上がっている。心配なのは磯部誠（６、11R）。きのう後半ではよもやの６着に沈み、得点率は第17位と低迷している。通算千勝へあと３勝に迫っているが、足踏み状態。きょうからの反撃に期待したいところ。他で気配のいい選手を挙げると広瀬聖仁（４、９R）、佐藤博亮（５、９R）、高野心吾（２、８R）、宇野博之（３、９R）あたり。最後に今節のインの成績は１着10本、２着４本、３着０本、着外10本で１着率41％、２、３連対率58％となっている。　　　

　　　
〇賞典除外者
堀本裕也（初日妨害失格）、伊藤紘章（初日F）、伊藤誠二（２日目F）

〇今期（昨年11月以降）勝率（４月28日現在）ベスト５
第１位７・65…赤岩善生
第２位７・32…柳沢一
第３位７・25…岩瀬裕亮
第４位７・19…磯部誠
第５位６・90…杉山裕也

〇通算千勝へカウントダウン
磯部誠…あと３勝

〇パワーベスト５
第１位…野中一平（初日から１、１、２着と快走が続く。伸びもいいが、追い上げが効く足で特にレース足が光る。きょうは２、４枠ならどちらもアタマで狙えそうだ）
第２位…佐藤博亮（今節は野中と２度対戦し、いずれも敗れている。ただきのう前半では４コースから差して１着、そして後半では競り勝っての３着と競って強い足だ）
第３位…広瀬聖仁（きのう前半はインから先行しながら、道中で野中に逆転を許した。ただ気配は変わらず上々で間違いなく上位の足）
第４位…高野心吾（初日は大外で見せ場なく６着に終わったが、きのうはイン逃げと５コースからの捲り差しで連勝。穴党は注目だろう）
第５位…宇野博之（きのう後半での走りにはびっくり。黒柳、柳沢のインラインを３コースから捲りで沈め、広瀬に差しを許したが、２マークで逆転勝利だ！）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３６/４５
大澤が仕掛けたが、大澤、間野、堀本はF。
２回目…並び１２３４/５６
上田の逃げ態勢も大澤以外はF。
２R
１回目…並び１２３４/５６
岩瀬と北野が出て行った。
２回目…並び１２３６５/４
伊藤だけが遅れたが、それ以外はF。
３R
１回目…並び１３６２/４５
内３艇が深い進入で中団に前田が構える３対１対２で遅れた伊藤以外はF。
２回目…並び１６/２３４５
前田が３カドへ。内２艇が遅れたが、前田、吉田、伊藤はF。
４R
１回目…並び１５２/３４（吉田は不参加）
内２艇が深い進入で中団に広瀬となる２対１対２で中山の逃げ態勢。ちなみに中野はF。
２回目…並び１５２４/３（吉田は不参加）
内２艇が早い仕掛けもF。

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　高田ひかるがイン速攻を決め、王道Ｖを果たしてから中３日、本日からＧＷ戦となる「第３１回日本モーターボート選手会会長杯競走」の開幕だ。本日から級別審査期間が新しくなり、すべてがリセットされた。隠れＦ休みも多数いるのでチェックしておきたい。昨日の前検日は天候・晴れ時々曇り、気温１７℃、北西の風３～６ｍ（ホーム追い風）の中で行われた。
　
　満潮・０５：１６、１２８ｃｍ、干潮・１１：１１、６６ｃｍ（７Ｒ発売中）。潮回りは中潮。前半の時間帯はホーム追い潮、後半に突入すると徐々に潮位は上がっていく。レース中の潮位変動は最大で約３５ｃｍ。
　
　０７：４３現在、天候・晴れ、気温１６℃、北西の風１ｍ（ホーム追い風）。本日から５月がスタート。雲ひとつない爽やかな天候の中でレースが行われそうだ。風は強い時間帯でも北寄りから４ｍ前後吹く予報となっている。気温はようやく平年並みになってきており、予想最高気温は２２℃。
　
　初日のメインはドリーム戦。地元うずしお軍団のＡ１ランカーが名を連ねた。林美憲（４、１２Ｒ）「ペラは前回の１９号機（４月戦Ｖ）と同じ形にしたけど、もうひとつですね。エンジンのポテンシャルを感じない。少しでも良いところをアプローチしていきたい」と調整の余地はありそうだ。
　
　菅章哉（６、１２Ｒ）は「前検のチルトは＋０・５度で行った。伸びしろがありそうなエンジン。気合を入れて頑張ります」と前検タイムは１番時計をマーク。実は９日から開催の児島周年に参戦予定だったが、直前になって今回の追加参戦が決まった。「日程は詰まっているけど、グランプリに出場するために少しでも賞金を上積みさせたい」と年末に向けた行動が実を結ぶことを期待しながらも、ドリーム戦は６枠から一発を狙う。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（２Ｒまで）で動きが良く見えたのは興津藍（１、１１Ｒ）、岡部浩（２、９Ｒ）、小野勇作（２、８Ｒ）。
　
～機力評価～
前節Ｖ機…樫葉次郎（１５号機）
航走トップタイム…菅章哉（６秒７９）
機力上位…菅章哉、烏野賢太、清水攻二
機力劣勢…北川敏弘、吉田光、松下知幸、川田正人、三好勇人、赤池修平、水原慎、宮崎光基、山田真聖
一発期待…８Ｒ２枠・小野勇作
　
★前期分Ｆ休み未消化選手★
～３０日～
烏野賢太、林美憲、吉田光、樫葉次郎、水原慎
～６０日～
四宮与寛
　
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