前検とは打って変わり、冷たい雨が降っている。ただ風は緩やか（２メートル前後の向い）で水面コンディションはそれほど悪くない。そんな中、ボートレースとこなめでは「ワークシステムサービスカップ」の幕が開く。今節も恒例の４日間の短期決戦で引き続き無観客で行われる。きのう行われた前検で好気配を披露した選手を挙げると前田将太（きょうの出番９、12R）、橋口真樹（７R）、照屋厚仁（７、11R）、加藤啓太（２R）、小芦るり華（２、６R）、倉田茂将（７R）あたり。特に前田将はDR組でのS特訓だったが、他の選手が「前田将だけがよかった」と証言。その前田将も「伸びで余裕があったし、ゆっくりさせてもらいます」とニッコリ。なお、前検での一番時計は飯田庄吾（３R）がマークした６秒65。気になる最新の水面気象状況だが、午前10時15分現在で天候雨、気温９度、向い風２メートル。ただ天気は回復に向かう予報がでている。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると蜷川哲平（１、10R）、竹之内極（１、７R）、西野翔太（２、11R）、本岡勝利（３、10R）、前田篤哉（３、11R）、有賀達也（４、10R）あたり。

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本日より６日間シリーズが開幕します。満潮は12:44、干潮は19:01、中潮で潮位差は146センチ、ホーム左横風７メートルの予報です。
今節は低調機が主体ですが、何基か好素性機も出されています。主力陣では、倉谷和信（７、12Ｒ）がＡランクの27号機を手中に。「まだ悪くない程度だけど、スタートは早過ぎる感じだった。行き足は良いのかも」とまずまずの手応え。12Ｒドリームは進入から見せ場を作りそうです。
Ｂランクの11号機を手にした田添康介（９Ｒ）は、「歳末特選で加木選手が優出したエンジンでしょ？　良い動きだったのを覚えているので楽しみ。前検の感じなら、このままでも行けそう」と好感触。初日１回走りは５枠での登場ですが、穴狙いの方は要注目です。
安藤裕貴（３Ｒ）はＤランクの32号機を引いてしまいましたが、前検は思ったほど悪くない動き。「直線は分からないけど、ターン回りは問題ない。２節前と３節前の整備が当たってきているのかも」とひと安心。当地は２連続優出中の好相性水面で、「良いイメージがあるし、福岡は好きな水面。最近は勝率を落としてしまっているので、ここで流れを変えたい」と気合十分です。

～機力ランク（前検後）～
機力優勢…倉谷和信、河合佑樹、野長瀬正孝
機力劣勢…田頭実、別府正幸、草場康幸、入澤友治
一発期待…９Ｒ５枠・田添康介、12Ｒ５枠・倉谷和信

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