１０Ｒ発売中、優出メンバーによるスタート特訓が行われました。９Ｒ終了時点の気象状況は、天候・曇り、気温２２℃、北西の風１ｍ（ホーム追い風）と発表されていますが、風はほとんど無風に近い状況でした。９Ｒまでの決まり手は逃げ７本、捲りと抜きが１本となっており、１Ｒからイン優勢の流れが続いています。
　
～優勝戦スタート特訓～
１本目②③／④⑤⑥、２本目②③④⑥／⑤　※①不参加
　①藤山が不参加となり、５人で行われたスタート特訓。１本目は②権藤と③新井がＦも、スリット付近の足は良く見えました。２本目は⑥谷村がスローに合流しましたが、⑤野末以外は枠を主張していただけに、谷村の前付けは今のところ半々といったところでしょうか。
　
優勝戦メンバーの機力評価
①藤山翔大＞②権藤俊光＞③新井英孝＞⑥谷村一哉＞④野間大樹＞⑤野末智一
　
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　本日は開催最終日。ベスト６が出そろい、優勝戦をメインに行われます。３日目は１Ｒから３Ｒまで安定板を使用、２Ｒ以降は南から北に風向きが変わり、隊形がバラつくことも多く見られました。決まり手は逃げ５本、差し３本、捲り２本、捲り差しと抜きが１本と前半はイン優勢の流れでしたが、なお、加倉侑征は公傷、市橋卓士は私傷病で途中帰郷、常盤海心と田村慶が最終日のみ追加参戦となっています。
　
　満潮・１５：３６、干潮・１０：１６（４Ｒ発売中）。潮回りは長潮です。１日の潮位変動は小さく、レース中の変動は最大でも約２０ｃｍ程度です。
　
　０８：０２現在、天候・晴れ、気温２２℃、北西の風１ｍ（ホーム追い風）。昨日から一転して天候は回復。朝から日差しが照りつけています。このあと風向きはコロコロ変わりますが、１日を通して緩やかな予報となっています。予想最高気温は２４℃です。
　
～１２Ｒ優勝戦コメント～
①藤山翔大「３日目はピット離れを意識して調整した。伸びに関してはそこまで求めていないけど◎はつけられる足。乗り心地に課題が残っているので、優勝戦に向けてしっかり調整していく」
　
②権藤俊光「準優が今節の中で一番良かった。回り足が良くて伸びは上がいますけど、もたせる感じはある。２コースでも自信を持っていける足です」
　
③新井英孝「だいぶペラをやったけど良かったですね。少し伸びていったのはダッシュの分だと思うけど伸び寄りですね。準優のスタートは勘通りでした」
　
④野間大樹「準優メンバーの中でも伸びは良かった。３日目の朝にペラ調整をしてさらに良くなった。エンジンが良いんだと思う。前回優出したときはＦしたのでスタートは気をつける」
　
⑤野末智一「準優で柏野選手に伸びられたし、上位と比べると厳しい足です。回ってから一瞬の足が良くてレース足が良いです。ここをベースに調整していく」
　
⑥谷村一哉「３日目は何もしていないけどまずまず。新井選手は伸びていたけど、自分は乗り心地、体感が良い感じ。初日にペラを叩いた時点でこのエンジンの良さを感じた」
　
　①藤山は序盤こそ伸びに特化した調整も、ピット離れで下がる場面がありました。３日目はピット離れを求め、「柏野さんの伸びも気にならなかった」と準優は１周２マークでもつれたところを上手くさばいて優出を決めています。「今日（３日目）は息子の誕生日だったのでどうしても勝ちたかった」と愛する息子に向けて最高のプレゼントになったでしょう。今度は今年３度目のＶへイン速攻を狙います。
　
　②権藤、③新井、④野間、⑤野末とメンバー中、４人が初Ｖを目指すとあって極めて珍しい優勝戦となりました。
②権藤は今年５回目の優出。昨年の同時期は７優出していたことを考慮すれば物足りなさを感じますが、今節は回り足、出足はトップクラスの仕上がりです。今回が通算２８度目の優出となりますが、待望の初Ｖとなるでしょうか。
　⑤新井は２０１８年１０月平和島以来久々の優出。「久々の優出だし、このエンジンで鳴門ならチャンスはある」とレース後には笑みがこぼれていただけに優勝戦が楽しみです。
　
　早朝の試運転と、スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは渡辺真至（１、１０Ｒ）、馬野耀（１、９Ｒ）、田中和也（１０Ｒ）、柏野幸二（２、１０Ｒ）、田頭虎親（３、１０Ｒ）でした。
　
～機力評価～
トップ級…藤山翔大、権藤俊光
機力上位…柏野幸二、松下潤、鈴谷一平、森悠稀、新井英孝、谷村一哉、田中和也、野末智一
機力劣勢…上田隆章、金子良昭、芹澤克彦、間野兼礼、檀将太、桐村翔太、鈴木裕隆、横井健太、沼田克彦、新田洋一、山崎祥
一発期待…７Ｒ４枠・谷勝幸、１１Ｒ４枠・森悠稀
　
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