2024.04.21

【鳴門】PGⅠ第25回マスターズチャンピオン(最終日・優勝戦情報)

 10R発売中に優出メンバーによるスタート練習が行われた。10R終了時点の気象状況は天候・雨、気温19℃、東の風1m(ホーム向い風)。朝から雨が降ったり止んだりしている状態。風は午前中こそ強く吹いたが、午後に入り落ち着いており、緩やかな状態が続いている。10Rまでの決まり手は逃げ8本、捲り差し、抜き1本と7Rまでイン逃げ7連発を含めて逃げが8本と、記念の最終日らしくインが強くなっている。
 
~12R優勝戦スタート特訓~
1本目①②③⑤⑥④全艇スロー、2本目①③⑤⑥/②④
 1本目は全艇スロー起こしとなったが、②寺田だけはターンマーク付近から起こしていた。①菊地はわずかなFだった③吉川と⑤松井に対して伸び返していたのが印象的だった。2本目は4対2の並びとなり、カドとなった②寺田が1艇Fも、わずかに飛び出した程度。スリット付近の勢いは良く見えていた。スタート展示で再度確認は必要となるが、特訓を見る限り、2本目の並びが一つの形なのかもしれない。今節はイン戦以外は3カドを含めてダッシュ戦を選択してスタート勘はつかんでいるはずだ。
 
~優勝戦の部品交換状況~
なし
 
~優勝戦メンバーの機力評価~
②寺田祥>①菊地孝平>④谷村一哉>③吉川元浩>⑤松井繁>⑥赤岩善生
 
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2024.04.21

【鳴門】PGⅠ第25回マスターズチャンピオン(最終日)

 昨日行われた準優勝戦。10Rはコース取りからもつれがあり、吉川元浩が5コースからコンマ03のトップスタートから捲り差しで優出一番乗り。一つ内で先に仕掛けた赤岩善生が2着となりドリーム戦組が上位を独占。11Rは寺田祥が3カドから捲りを敢行。差して続いた谷村一哉が2着となり、山口支部の45歳コンビが上位を独占した。12Rは菊地孝平がイン速攻で勝負を決め、松井繁が外マイで2着を確保した。本日はベスト6が出そろい、優勝戦が行われる。
 
 満潮・17:47、127cm、干潮・11:55、43cm(4R発売中)。潮回りは中潮。本日も潮位は午前中が下がりホーム追い潮傾向だが、午後になると上昇して優勝戦の時間帯まで潮位は上がり続ける。レース中の潮位変動は少なく最大でも約70cm程度。
 
 09:52現在、天候・雨、気温16℃、南東の風6m(ホーム向い風)。昨日から一変して雨が降ったり止んでいる状況が続いており、早朝の試運転が始まる午前9時になると雨が強くなり、風も南寄りからやや強く吹いている。午後の時間帯も強く吹く予報で、優勝戦の時間帯まで状況は変わらない予報となっている。予想最高気温は20℃。
 
~12R優勝戦コメント~
①菊地孝平「こんな上手くいくと思ってなかったのでとても嬉しいんですけど、まあ厳しい戦いが待ってるので。スタートは全速でこのくらい(コンマ07)だと思って行きました。今節はスタート練習がイメージよりも届き過ぎるので、そこに照準を合わせると本番で遅れていた。準優は自分を信じて行きました。不安要素はかなり解消できたし、文句のない足だと思っていたけど、ちょっと合ってない部分がわかったので、そこを修正すればもっと良くなると思います」
 
②寺田祥「スタートは危なかったです。スローもダッシュも分かっていなかったので、どっちに行っても3コースから。スローから行ってもいいレースはできないと思ったので。ハマれば一撃。失敗してもそっちのほうがいいと思ったので引きました。判定中のランプを見て服部(幸男)さんと2人で「やったか」と思った。様子を見たというか、服部さんが前に行ってたので…。フルダッシュではないが、訳がわからず行った感じ。伸びがいいですね。むちゃくちゃ良くはないが、レースができるくらいはある。出足、ターン回り、乗り心地も悪くはない。チャンスがあれば新人らしく行きます」
 
③吉川元浩「ピット離れで展示は持ったけど、本番はもたなかった。どうなるかは分からなかったけど、理想はカドでした。進入は6コース単騎とかいろいろ考えてた。スタートはしっかりつかめていた。早かったけど、入ってはいると思った。1マークは捲る気持ちでした。直線はずっと良くて、出足は良かったり、悪かったりだったけど、準優は良かったし乗りやすくなりました。これがキープできれば優勝戦もこれでいい。どれも◎に近くてバランスが取れていい。スタートは勘にバラつきはあったけど、準優でつかめた。このまま微調整でいく。マスターズCは取りたいタイトルの一つ。辞めるまで1回は…。優勝できるくらいの足はあるので頑張る。自在に行けるところから。進入が深ければ引っ張っていく」
 
④谷村一哉「寺田(祥)さんの3カドは想定はしていた。自分のスタートは全速。伸びは寺田さんの方がだいぶ上。自分はどちらかといえば出足の方がいい。レースのしやすさを求めてペラを合わせている。伸びは普通。優勝戦の進入は気持ち的に枠近辺のダッシュでいきたい。最近はずっと調子が悪かった。今回予選突破できたことで少し良くなってきたのかな。A1級(来期勝率6・18)勝負駆けなので、少しでも勝率を上げられるように」
 
⑤松井繁「スタートは入っているタイミングだったので特にいつも通り。準優はチルトを0度にしてペラを叩いて回転を上げる方向にして良かったと思う。バランスが取れていると思いますね。調整は節間大きく変えてないですしね。ペラは一回大きく叩いたけど、微調整ぐらい。スタートはいつも通り。優勝戦の進入は荒れるでしょうし、荒れた方がいい。隙間が空けばチャンスが広がる」
 
⑥赤岩善生「進入は想定内でスローは絶対という気持ちだった。展示でつかめたのが大きかった。でもあそこまでいくと1着を取って内枠が欲しかった。逆に焦らず冷静になってしまって逆に落としすぎてハンドルが切れなかった。一通り自分の調整はできているし、エンジンはこのままでペラの微調整でいきます。スタート勘はドリーム戦以外は合っている。進入は1つでも内でスロー。百戦錬磨の方々が相手で色々考えてくると思うけど、裏をかけるようにしたい。マスターズのタイトルはもちろん取りたいけど、それよりもいつも通り目の前の優勝を狙っています。盛り上げられるように全力で一走入魂でいきます」
 
 いよいよベスト6が出そろった。出場資格が現行の満45歳以上となった第19回(2018年)以降はすべて40代の選手が優勝しており、そのうち4名が初出場からそのまま優勝まで駆け抜けた。今年は45歳でそれぞれが大会初出場の①菊地、②寺田、④谷村の3名に48歳の⑥赤岩も大会初制覇を狙う。なかでも①菊地は前走地・児島周年Vを含めて今年3Vと絶好調。今節は序盤こそ予選ラストと準優勝戦はインから0台のスタートを放ち他を寄せ付けなかった。優勝戦はコース取りで動きはありそうだが、イン確保からしっかりした踏み込みで名人襲名となるか注目したい。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは上平真二(1、10R)、黒崎竜也(1、9R)、飯山泰(2、9R)、古結宏(3、8R)。
 
~機力評価~
節イチ!…寺田祥
機力上位…吉川元浩、菊地孝平、赤岩善生、西島義則、魚谷智之、瓜生正義、田村隆信、服部幸男、徳増秀樹
機力劣勢…寺田千恵、山本寛久、横澤剛治、坂口周、吉永則雄、坪井康晴、石田章央、岩崎芳美
一発期待…12R2枠・寺田祥
 
★減点選手★
なし
 
★賞典除外選手★
森高一真(3日目3R・妨害失格)
服部幸男(5日目11R・フライング)
 
★帰郷選手★
江口晃生(3日目・公傷)
田頭実(3日目・公傷)
中岡正彦(4日目・私傷病)
守田俊介(4日目・私傷病)
 
★今節の部品交換状況★
【初日】
吉永則雄(3R・ギヤケース)
田村隆信(7R・ギヤケース)
白井英治(12R・ギヤケース)
守田俊介(12R・ギヤケース)
【2日目】
横澤剛治(1R・ギヤケース)
田村隆信(3R・キャリアボデー)
吉永則雄(4R・ギヤケース、キャリアボデー)
森高一真(7R・ピストン2個)
寺田千恵(9R・電気一式、キャブレタ)
松井繁(12R・ギヤケース)
【3日目】
江口晃生(3R・ギヤケース)
松井繁(6R・ギヤケース)
森高一真(12R・ピストン2個、ギヤケース、電気一式)
【4日目】
山本寛久(7R・キャリアボデー)
白井英治(10R・ピストンリング2本)
森高一真(11R・電気一式)
【5日目】
三嶌誠司(1R・ギヤケース)
吉田俊彦(3R・キャリアボデー)
 
~5日目決まり手~※()は今節累計
逃げ    5本(27本)
捲り    1本(6本)
捲り差し  3本(9本)
差し    2本(15本)
抜き    1本(3本)
恵まれ   0本(0本)
 
~5日目コース別1着回数~※()は今節累計
1コース  6回(29回)
2コース  1回(13回)
3コース  3回(6回)
4コース  1回(3回)
5コース  1回(8回)
6コース  0回(1回)
 
★F・L休み未消化選手★
【30日】
西島義則(4/22~)
濱野谷憲吾(5/27~)
武田光史(5/20~)
白井英治(4/22~)
重成一人(4/22~)
 
★今期事故率0・50以上の選手★※4/20終了時点
白井英治(0・56、57点、102走)
 
★当地久々出場(3年以上)★
石田章央(4年11カ月ぶり)
黒崎竜也(3年10カ月ぶり)
飯山泰(3年7カ月ぶり)
坂口周(5年8カ月ぶり)
 
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2024.04.21

【とこなめ】中京スポーツ杯争奪第53回全日本ファイターキング決定戦(3日目)

 今(午前9時30分ごろ)はどんよりした雲が広がっているが、これから雨が降る予報。風は緩やかな向かいで水面状況は悪くない。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第53回全日本ファイターキング決定戦」の3日目が行われる。メインは第10R~第12Rで争われる準優。きのう予選が終了し、その準優に進出するベスト18が決定した。予選をトップでクリアしたのは、地元・吉田慎二郎(きょうの出番8、12R)。僅差の第2位が中野次郎(5、11R)、そして第3位が桑原悠(4、10R)となっている。この得点率ベスト3が準優の1枠をゲットしている。吉田は上位級に近いレベル。中野もレース足中心にかなりレベルは高い。桑原は中堅上位あたり。準優の中で比較的メンバーが軽いのは中野。あとの2選手は波乱も一考だろう。なお、今節は4日間開催のため、3日目前半の成績も得点率に加算されるだけに準優組の前半の走りにも注目したい。また、きのう6Rで秋末秦悟(2、6R)が大外から見事な捲りを決め、デビュー初勝利を挙げ、11R終了後にはファンが見守る中、水神祭も行われた。最後に今節のインの成績は1着15本、2着2本、3着2本、着外0本で1着率78%、2連対率89%、3連対率100%となっている。   

〇今節の欠場選手
寶田亮治(家事都合)、貞兼淳二(私傷病)、海老澤泰行(私傷病)、松村敏(家事都合)、前沢丈史(私傷病)、北山康介(私傷病)、高井雄基(私傷病)

〇今節の追加選手
渡邉英児、増田進、新田智彰、杉江浩明、三宅潤、森作雄大、藤井太雅

〇途中帰郷
原田秀弥(公傷のため、3日目から欠場)

〇A1勝負駆け(4月17日現在のボーダー6・23)
馬袋義則(6・26)、平見真彦(6・18)

〇A2勝負駆け(4月17日現在のボーダー5・43)
岡部大輝(5・50)、三宅潤(5・41)、谷川将太(5・33)、矢後剛(5・31)

〇今期適用勝率ベスト5
第1位・枝尾賢…7・44
第2位・篠崎元志…7・43
第3位・宮之原輝紀…6・99
第4位・石橋道友…6・84
第5位・中野次郎…6・73

〇今期勝率ベスト5(4月17日現在)
第1位・宮之原輝紀…8・07
第2位・枝尾賢…7・54
第3位・松井洪弥…6・90
第4位・石橋道友…6・75
第5位・桑原悠…6・70

〇事故率の高い選手(4月17日現在で0・70以上)
堀本裕也(0・77)、樋口喜彦(0・75)、安田吉宏(0・74)、藤井太雅(0・79)

〇通算千勝へ、あと4勝(4月17日現在)
島田一生(4、12R)

〇通算5百勝へ、あと3勝(4月17日現在)
平見真彦(2、12R)

〇めざせ!水神祭
若林麗(4R)、井田涼介(3R)

〇パワーベスト5
第1位・吉田慎二郎(予選は準完全で突破し、堂々のトップ通過。行き足から伸びがいいし、その後の繋がりもいい)
第2位・渡邉英児(5、10R)(きのう後半ではまさかの競り負けで4着。伸びはいいが、レース足にやや課題を残す。ただ調整ミスがあったのかもしれない。合えば間違いなく上位で準優でも楽しみ)
第3位・中野次郎(伸びは目立つ感じはないが、レースに行っていい足。準優での信頼度は高い)
第4位・秋末秦悟(きのうは大外から枝尾、岡のA1コンビを大外から撃破しての価値あるうれしい水神祭。ターン回りが上々で穴党はきょうも注目)
第5位・渡部悟(4、11R)(きのう最終レースでは宮之原、渡邉に競り勝っての2着は評価できる。競って強い足だ)

〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/465
横井と樋口が遅れたが、金子はF。
2回目…並び123/465
飛び出したのは山口だが、山口、切田、金子はF.
2R
1回目…並び123/456
三宅が少し遅れ、仕掛けたのは鈴木。
2回目…並び123/456
仕掛けた鈴木、石橋はF。
3R
1回目…並び123/465
堀本が遅れたが、堀本、井田以外はF。
2回目…並び123/465
金子の逃げ態勢もF。
4R
1回目…並び123/456
スリットはほぼ同体。ただ桑原はF。
2回目…並び123/456
岡が遅れ、渡部の逃げ態勢もF。

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