きのうは朝から強めの向かい風が吹き、１Rから安定板が使用されてのレースとなったが、午後に入り、さらに風が強まり、８Rで中止、打ち切りとなった。きょうはその強風も収まり、日差したっぷりで、水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「G３オールレディース競走レディース笹川杯」の予選最終日となる４日目が行われる。まずは３日目終了時点での得点率状況を見てみたい。トップは唯一オール２連対をキープしている今井裕梨（きょうの出番６、12R）。その今井の気配はバランスが取れて上位レベル。第２位が節イチパワー級の細川裕子（２、10R）、そして第３位が浜田亜理沙（８R）となっている。浜田の気配は中堅上位レベル。気になる予選突破の推定ボーダーだが、６点ジャスト付近になりそう。実力選手で勝負が懸かるのは滝川真由子（５R）、岩崎芳美（９R）、小野生奈（４、11R）、落合直子（６、11R）あたり。宇野弥生（１、５R）は連勝でも６点に届かずで、ボーダーがかなり下がらないと厳しい状況。最後に今節のインの成績は１着12本、２着８本、３着６本、着外６本で１着率37％、２連対率62％、３連対率81％となっている。
　　　　

〇今節の欠場選手
高橋淳美（家事都合）、五反田忍（私傷病）、佐々木裕美（私傷病）、鈴木祐美子（家事都合）、金子七海（私傷病）

〇今節の追加選手
中田夕貴、谷口佳蓮、井上未都、伊藤栞

〇途中帰郷
北村寧々（私傷病のため、３日目より欠場）、大瀧明日香（公傷のため、３日目より欠場）、石井裕美（私傷病のため、３日目より欠場）

〇今期適用勝率ベスト５
第１位・小野生奈…７・07
第２位・浜田亜理沙…７・02
第３位・細川裕子…６・85
第４位・岩崎芳美…６・77
第５位・寺田千恵…６・74

〇今期勝率ベスト５（４月６日現在）
第１位・浜田亜理沙…７・46
第２位・小野生奈…６・73
第３位・細川裕子…６・63
第４位・寺田千恵…６・62
第５位・関野文…６・51

〇めざせ！水神祭
三嶌こころ（２、９R）、永田楽（５、10R）、伊藤栞（７R）、畑田希咲（４R）

〇事故率の高い（０・50以上）選手（４月６日現在）
飯塚響…０・79（出走回数63）、三嶌こころ…０・73（出走回数60）、武井莉里佳…０・69（出走回数64）、永田楽…０・63（出走回数48）

〇パワーベスト５
第１位・細川裕子（きのうは安定板が付き、少しパワーが衰えた感もあったが、外れればまた猛烈パワーが復活するはず。伸び中心に節イチ級だ）
第２位・今井裕梨（唯一、オール２連対をキープ。行き足がいいし、バランスが取れて上位レベル）
第３位・藤田美代（２、８R）（きのうはインから快勝。行き足がいいし、伸びも軽快で穴党は注目）
第４位・関野文（３、10R）（きのうは強風が影響し、後半は６着となったが、変わらずレース足は上々だ）
第５位・片岡恵里（６R）（前節のV機で着順以上のパワーは間違いなくある。きょうは６枠だが、予選突破へ勝負駆けで要注意）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４６５
中田、飯塚が仕掛けたが、ダッシュトリオはF。
２回目…並び１２３/４６５
大澤がインから仕掛けた。
２R
１回目…並び１２３/５６４
谷口がインから仕掛けたが、谷口、藤田、三嶌はF。
２回目…並び１２３/５６４
ダッシュ勢が仕掛けたが、S後にグイッと伸びたのは細川。
３R
１回目…並び１２３/４５６
武井がインから仕掛けたが、じわりと伸びたのは関野。
２回目…並び１２３/４５６
今度も武井が仕掛けたが、武井と土屋はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
小野がインから仕掛けた。ただ野田、寺田もいい感じ。
２回目…並び１２３/４５６
ここも小野がインから仕掛けた。ただじわりと伸びたのは水口。

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　２日目の昨日は強風の影響で１Ｒより安定板装着の上、周回数を短縮して行われた。荒れ水面の中で、結果を残した金子賢志と岡村慶太がリード。わずかの差で谷野錬志、中田元泰、長野壮志郎が続いている。準優進出無事故当確じは本日１回乗りの浜野孝志と若林義人の２名のみ。いつも以上に激しい勝負駆けとなりそうだ。なお、佐藤旭と笠間憲哉は公傷で途中帰郷。
　
　満潮・０７：２３、１３８ｃｍ、干潮・１３：４５、８ｃｍ（１１Ｒ発売中）。潮回りは大潮。本日も潮位は朝一番の時間帯が一番高くて、終盤に向けて徐々に下がっていく。レース中の潮位変動は最大で約１２０ｃｍ程度。
　
　０７：５０現在、天候・晴れ、気温９℃、北の風２ｍ（ホーム左横風）。昨日とは一変して晴れて風は穏やか。放射冷却で朝は冷えているが、日中は気温も上昇していく予想最高気温は１７℃
　　
　安河内将（２、１１Ｒ）はここまで２・３・２着と勝ち切れていないが得点率は６位タイに位置している。「本体を組み替えたり、リングのローテーションをしてかなり良くなった。（昨１１Ｒ）あれだけスタートを放ったのに、行き足から伸びはつながっていたし、全部の足が良くなった」と笑みがこぼれた。伸びに関しては上位クラスの一角で、出足や回り足も戦える状況に持ち込んでいる。後半は絶好枠で登場。前半の結果次第だが、得点率上位で予選突破する可能性も出てきた。
　
　１３２期の秋末秦悟（１、６Ｒ）は前検日に「回ってから前に押す感じがあって良いです」と話していたが、初日の３着に続いて、２日目８Ｒは展開を上手く突き２着を確保して３連単は１８万円超えの高配当を提供した。「メチャクチャ良いです。ホーム追い風が強く吹いても、しっかり舟は向いていたし、ブレーキも利いていた。直線も中堅か中堅上位。湿度がなくなればさらに良くなりそう」と出足、回り足を中心に仕上がりは高水準だ。師匠の上田龍星からは「常に握って回るようにと言われている」とのこと。しかし今期はＦ持ちに加えて事故率が高くてスタートは我慢が続いている。しかし高い旋回センスを持っており、デビュー初１着を目指す戦いが続く。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（２Ｒまで）で動きが良く見えたのは東本勝利（１、９Ｒ）、秋末秦悟（１、６Ｒ）、柳生泰二（２、９Ｒ）、安河内将（２、１１Ｒ）。
　
～機力評価～
機力上位…若林義人、秋末秦悟、宮田龍馬、安河内将、谷野錬志、岡本猛
気力劣勢…佐野隆仁、向所浩二、渡修平、下田哲也、寺島雄、鈴木秀茉、上野俊樹
一発期待…６Ｒ５枠・秋末秦悟
　
～２日目決まり手～
逃げ　　　　６本（９本）
捲り　　　　１本（４本）
捲り差し　　３本（５本）
差し　　　　１本（２本）
抜き　　　　１本（４本）
恵まれ　　　０本（０本）
　
～２日目コース別１着回数～
１コース　　６回（１０回）
２コース　　２回（６回）
３コース　　１回（４回）
４コース　　０回（０回）
５コース　　３回（４回）
６コース　　０回（０回）
　
★減点者一覧★
なし
　
★賞典除外選手★
なし
　
★途中帰郷選手★
三宅爾士（初日・私傷病）
佐藤旭（２日目・公傷）
笠間憲哉（２日目・公傷）
　
★Ｆ・Ｌ休み未消化選手★
【３０日】
立間充宏（４／１３～）
山本隆幸（５／１８～）
青木幸太郎（５／１８～）
西尾亮輔（５／９～）
上野俊樹（５／１～）
　
★今期事故率０・５０以上の選手★※４／９終了時点
上野俊樹（０・６１、４２点、６９走）
秋末秦悟（０・５６、３２点、５７走）
　
★当地久々出場（３年以上）★
佐野隆仁（１０年６カ月ぶり）
石井孝之（４年２カ月ぶり）
前田滉（３年７カ月ぶり）
　
★当地初出場★
上野俊樹
秋末秦悟
　
★目指せ初１着★
秋末秦悟
　
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