2018.12.20
【住之江】第33回SGグランプリ(3日目)
2日目のトライアル1stが終わり、明日からはトライアル2ndが始まる。本日は賞金トップ6の共同会見が行われ、それぞれに違う精神状態をうかがわせた。
最初に会見場へと現れた白井英治は自分を鼓舞するかのように“自信満々”な表情。2番手の峰竜太は弟子(山田康二、上野真之介)とSGに出場できる“喜び”を感じ、2nd発進に優位性を感じている井口佳典は“リラックス”していると言う。中島孝平は一走してみるまで“不安”だと語り、毒島誠は万全の状態でレースに臨めるという“充実感”が漂っていた。最後に現れた守田俊介は記憶にないくらい乗り味が悪いとのことで“落ち込んだ”。いつもの明るさだけは失っていなかったが…。
3日目が初戦となる賞金トップ6の精神状態が明日のレースにどうつながるか。いよいよ今年の賞金王争いが佳境に入る。
一方、GPに比べると緊張感は緩まるGPシリーズ。注目レースは終始、シリーズをピックアップしている。崩れそうな1号艇を見つけて波乱を狙おうという作戦だ。2日目(昨日)は3Rと7Rをピックアップ。3Rは予想通り4前本泰和が差しで勝利。3連単はこの日一番高い7,280円となった。たまたまである。7Rは予想していた展開とは違ったが3山崎智也が捲りに出て一瞬だけ1原田幸哉が崩れそうに。それでもバックで原田が内側から伸び返して先頭へ。1-3-4と堅い決着。残念。
3日目はグランプリ1st組もシリーズに回ってくる。狙いたいのは2R太田和美のイン戦。テクニック・モーターともに問題はないが、突けるとすればメンタル面で、初日のトライアルでは2度の失速から痛恨の減点7となった。2日目はイン逃げを見せたが不安はゼロではないだろう。
そのレースを狙う理由はこれだけではない。4篠崎元志が「思い切ったターンはできる感じはないんですけど、伸びだけは良い」と。4カドになりそうなダッシュ戦で一撃を願ってみたい。