きょうは朝から気持ちのいい秋晴れが広がっている。風は穏やか（２メートル程度の向かい）で水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「G３マスターズリーグ第７戦常滑レジェンドカップ」の５日目が行われる。メインは第10R～第12Rで争われる準優。きのう全ての予選が終了し、その準優に進出するベスト18が決定した。予選をトップでクリアしたのは黒崎竜也（きょうの出番８、12R）。足は節イチ級。王道Vを突き進みそうなムード。第２位が三角哲男（７、11R）、そして第３位が平田忠則（３、10R）で、この得点率ベスト３が準優の１枠をゲットしている。当然、１枠トリオが圧倒的な人気を集めることになる。ここで荒れるとすれば10Rの平田か。６枠に吉川昭男（５、10R）がいて、楽な進入にはならなさそうで、カドになりそうな村越篤（５、10R）がいかにも不気味。なお、今節は６日間開催のため、準優組の前半の成績はノーカウントとなる。最後に今節のインの成績は１着27本、２着９本、３着２本、着外10本で１着率56％、２連対率75％、３連対率79％となっている。　　

〇今節の欠場選手
宮武英司（私傷病）、横井光弘（家事都合）、中岡正彦（家事都合）

〇今節の追加選手
岡部哲、浦上拓也、石川吉鎬

〇途中帰郷
塚原武之（私傷病のため、４日目より欠場）、柴田光（公傷のため、４日目より欠場）、大賀広幸（私傷病のため、５日目より欠場）

〇A１、A２勝負…10月12日現在、A1ボーダー（６・15）、A２ボーダー（５・40）
A1…吉川昭男（６・09）、仲口博崇（６・03）、村越篤（６・01）

A２…石川吉鎬（５・47）、都築正治（５・43）、上田洋平（５・36）、淺香文武（５・29）、小野信樹（５・26）、河合三弘（５・24）、岡本猛（５・23）、岡部哲（５・22）

〇パワーベスト５
第１位・黒崎竜也（堂々の予選トップ通過。伸びはトップ級だし、レース足も上々で節イチ級）
第２位・淺香文武（３、11R）（予選ラストはインから圧勝し、ベスト18入り。準優でも十分で出番ある動きで穴党は注目！）
第３位・大平誉史明（４、11R）（伸びがいいが、出足関係も上々でバランスが取れていいレベル）
第４位・三角哲男（変わらず行き足いいし、レース足もいい。上位に近いレベル）
第５位・村越篤（５、10R）（３日目、４日目とカド捲り連発。伸び上々で準優でも注目だ！）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
岡本が飛び出したが、岡本、上田はF。
２回目…並び１２３/４５６
久富、細川が仕掛けたが、ともにF。
２R
１回目…並び１２３/４５６
角谷が仕掛けたが、角谷、中村はF。
２回目…並び１２３/４５６
齋藤の逃げ態勢も内２艇はF。
３R
１回目…並び１３２/４５６
隊形は２対１対３で内２艇が仕掛けたがF。
２回目…並び１３６２/４５
ここも内２艇が仕掛けた。
４R
１回目…並び１２３/４６（金子は不参加）
小野の逃げ態勢もF。
２回目…並び１２３/４６（金子は不参加）
ここも小野の逃げ態勢。

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　昨日行われた準優勝戦。１０Ｒは福来剛が逃げて優出１番乗り。谷川祐一が２着を確保。１１Ｒは桑原将光がイン速攻で優勝戦の絶好枠を得ると、古賀繁輝が井上忠政に道中競り勝って２着をもぎ取った。１２Ｒは地元の市橋卓士がイン逃げ、森高一真が２着で初日ドリーム戦の再現。３着が今泉友吾が入り、３連単は２８０円と超人気サイド決着となった。なお、南佑典と上野拓馬は準優勝戦における不良航法で賞典除外。また宮村勇哉は病気のため、昨５、９Ｒを欠場（選手責任外）して途中帰郷。
　
　満潮・０８：３４、１４５ｃｍ（１Ｒ発売中）、干潮・１４：００、７５ｃｍ（１２Ｒ発売中）。潮回りは中潮。本日は１Ｒに満潮時刻を迎えたあと、潮位は下がり続けて２Ｒ以降はほとんどホーム追い潮傾向。優勝戦の時間帯だけ潮止まりとなる。レース中の潮位変動は最大で約７０ｃｍ。
　
　０７：３９現在、天候・晴れ、気温１８℃、南東の風１ｍ（ホーム向い風）。気象条件は４日目とほとんど変わらず、日差しが出て風は穏やか。このあと風向きは北寄りに変わる予報だが、１日を通して良好な水面コンディションでレースが行われそう。予想最高気温は２４℃。
　
～１２Ｒ優勝戦コメント～
①桑原将光「全体に水準以上の足はある。ｑ乗り心地は日替わりで、準優は７５点。足を求めるともっと良くなると思うけど、乗り心地を落とすことはできないので微調整でいく。スタートは質の良いのが行けていない」
②市橋卓士「スタートは様子を見たけど、勘通りでしたね。準優メンバーで比較したらみんなと一緒ぐらい。優勝戦は２コースから差すか、伸びも悪くないのでそこを求める調整も考えている。どちらにしても、勝つ調整をしていく」
③福来剛「足は全部のバランスが取れている感じです。気温に合わせて微調整していかないとレースができないのがわかった。しっかりと気温と湿度を確認して乗りながら調整をして一番良いところで戦いたい」
④森高一真「４日目は手応えがなかった。カカリも良くなかったし、大したことなかったね。調整がバチッと合っているわけではないけど、合わない範囲でもカカリがこないと勝負にならない。そこを求めて微調整をしていく」
⑤古賀繁輝「出足、行き足がしっかりしている。良い足しているけど、優勝戦の中に入るとそこまで出てるほうではない。微調整だけしていく。スタートが課題でＦを１本持っているのでスタートに集中していく」
⑥谷川祐一「昨日からは何もしていないけど福来（剛）選手や河野（大）選手と比べても変わりはなかった。滝沢（芳行）さんが良かったので、自分の足は上の下くらい。スタートは思ったより早いけどほぼ勘通り。少し後ろになっても下がっていくことはない。入れてもらえないだろうけど、前付けに行くつもり。ダッシュはないと思う」
　
　①桑原は序盤からモーターの手応えが良く、ここまで７戦５勝、舟券に絡めなかったのは準優前の６枠で６着になったときだけだ。足に関してはバランス良く高い水準で仕上がっており、課題にしている乗り心地が仕上がれば他を寄せ付けない勢い。当地初Ｖへイン逃げでキッチリ決めるか。
　
　③福来はこれで当地は３節連続優出と勝負強さを発揮。「鳴門は調整が難しいというイメージはない。チャンスは巡ってきたりはするけど、うまく手にすることができないレース場」と印象は悪くないが、栄冠まであと一歩。当地初Ｖへどんな走りを見せるか。
　④森高は前回６月に念願の当地初優勝を果たして以来の参戦だったが、要所で結果を残して今回も優出してきた。本人の口ぶりから機力は納得の域に達していないが、今年はここまで３Ｖと地力の強さを見せて当地連覇を目指す。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは西岡顕心（１、７Ｒ）、遠藤圭吾（２、１１Ｒ）、滝沢芳行（２、１０Ｒ）、間嶋仁志（２、１０Ｒ）、川口貴久（３、１１Ｒ）。
　
～１２Ｒ優勝戦メンバーの機力評価～
①桑原将光＞②市橋卓士＞③福来剛＞⑤古賀繁輝＞⑤森高一真＞⑥谷川祐一
　　
～機力評価～
節イチ！…桑原将光
機力上位…滝沢芳行、市橋卓士、福来剛、井上忠政、遠藤圭吾、浅見宗孝、川口貴久
機力劣勢…角浜修、長谷川親王、藤井徹、内山峻輔、篠原晟弥、岩井繁、田中博子、井上遥妃
一発期待…１０Ｒ２枠・井上忠政
　
～４日目決まり手～※（）は今節累計
逃げ　　　　８本（２２本）
捲り　　　　２本（９本）
捲り差し　　０本（６本）
差し　　　　２本（４本）
抜き　　　　０本（７本）
恵まれ　　　０本（０本）
　
～４日目コース別１着回数～※（）は今節累計
１コース　　８回（２４回）
２コース　　１回（５回）
３コース　　２回（１０回）
４コース　　１回（３回）
５コース　　０回（４回）
６コース　　０回（２回）
　
★Ｆ休み未消化選手★
『３０日間』
篠原晟弥（１０／１８～）
　
★２０２４年前期級別勝負駆け状況★
※級別横の（）は１０／１６終了時点推定ボーダーライン、ひまひまデータ参照
～Ａ１級（６・１５）～
間嶋仁志（２、１０Ｒ）　　　６・２２次走・１０／２１～常滑
谷川祐一（１２Ｒ・優勝戦）　６・１４次走・１０／２３～若松
～Ａ２級（５・４１）～
西岡顕心（１、７Ｒ）　　　　５・３７次走・１０／２２～福岡
原加央理（３、８Ｒ）　　　　５・３０次走・１０／２８～戸田
南佑典（４Ｒ）　　　　　　　５・３０次走・１０／２１～下関
内山峻輔（２、７Ｒ）　　　　５・２６次走・１０／２４～びわこ
　
★今期事故率０・５０以上★
なし
　
★当地久々出場（３年以上）★
間嶋仁志（５年５カ月ぶり）
柳橋宏紀（３年５カ月ぶり）
　
★目指せ初１着★
門田栞
　
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