2024.11.13

【鳴門】BTSオラレ美馬開設15周年記念競走(最終日・優勝戦情報)

 10R発売中に優出メンバーによるスタート練習が行われた。10R終了時点の気象状況は天候・晴れ、気温19℃、東の風1m(ホーム向い風)。朝からホーム向い風で始まった最終日は3R以降はホームに対して左横または追い風傾向に。9R以降は風向きが短時間で変わっており、直前まで風を読み切ることも必要になってきた。10Rまでの決まり手は逃げ7本、差し2本、捲り1本と序盤からイン逃げが続く流れになっている。差しと捲りも飛び出しているが、ここまでスロー勢が勝利しており、ダッシュ勢は苦戦を強いられている。
 
~12R優勝戦メンバー~
※「」は6R発売中場内なるちゃんホールで行われた優出インタビューより。
①鈴木博
「もらった時からずっと良くて、特に出足と回り足が良いですね」
②佐藤大介
「エンジンは全体に良いけど、気になるところがあったので少し調整した」
③上平真二
「バランスが取れて良いかな。3コース辺りから」
④赤岩善生
「行き足は仕上がっています。(進入は)深くなることを承知で行く」
⑤高橋勲
「伸びと回り足は良いと思う。コースは最低限でも枠番死守です」
⑥佐々木康幸
「中堅上位で戦える足はあるチルトを跳ねて外から様子を見ようかな」
 
~12R優勝戦スタート特訓~
1本目①②③④/⑤⑥ ※④⑤⑥はF
2本目①④②③/⑤⑥ ※全艇スタート正常
 優出メンバーが決定した時点で進入は一筋縄でいかないことは明らかだったので、スタート特訓が一つの指標と思って特訓を見ることにしていた。1本目は4対2の枠なりとなった。スローは100m近辺の起こしとなったが、行き足の良かった④赤岩とダッシュから伸びていた⑤高橋が目立つ印象。⑥佐々木は伸びは互角でも、出足の甘さが試運転で⑤高橋と足合わせしていた際に出ていた。2本目は④赤岩がさらに深くなる進入で①鈴木が付き合う格好に。ダッシュに構えた⑤高橋と⑥佐々木が飛び出していた。
 6R発売中に場内にて行われた優出インタビューで⑤高橋が「スタートは躊躇しているけど、行こうと思えば行ける」と話していたのが耳に残っている。前検に話を聞いた時点で行き足に手応えを感じていた様子で、スタートに磨きをかければ1年5カ月ぶりの栄冠も見えてくるかもしれない。
 
~優勝戦メンバーの部品交換状況~
なし
 
~優勝戦メンバーの機力評価~
②佐藤大介>④赤岩善生>⑤高橋勲>①鈴木博>③上平真二>⑥佐々木康幸
 
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2024.11.13

【鳴門】GⅢマスターズリーグ第8戦(最終日)

 昨日行われた準優勝戦。10Rは佐藤大介が2コースから先捲りで優出一番乗り。佐々木康幸が追走して2着を確保した。11Rは鈴木博がトップスタートからイン速攻を決めると、2着は高橋勲と林美憲の争いとなり、高橋が競り勝った。12Rは赤岩善生の先マイに対して上平真二が鋭く差して1着。赤岩は2着で優勝戦に駒を進めた。本日はベスト6が出揃い頂上決戦が行われるが、優勝者には来年4月開催のPGⅠ・桐生マスターズチャンピオンの優先出場権が与えられる。なお、木村光宏、塩田雄一、武田信一、岡部貴司は最終日のみ追加参戦。
 
 満潮・05:00、124cm、干潮・10:56、52cm(6R発売中)。潮回りは中潮。6Rの発売中までまで潮位は下がりホーム追い潮だが、7R以降は潮位が上昇して優勝戦の時間帯までホーム向い潮傾向が続く。レース中の潮位変動は最大で約40cm程度。
 
 07:39現在、天候・晴れ、気温18℃、南東の風2m(ホーム向い風)。今日も青空が広がって秋晴れとなっている。風は南寄りだが、この後は風向きが変わり北寄りに吹く予報となっている。それでも強くは吹かず、3m前後で落ち着きそうだ。予想最高気温は21℃。
 
~12R優勝戦コメント~
①鈴木博「朝(昨7R)のチルト0度は、パンチ力が無かった。準優はマイナスに戻して、バランスが取れていて中堅上位はある。みんなが乗りにくいと言っている中で、自分は乗りにくさがない。そこは気に入っています」
②佐藤大介「スタートは全速で行きました。準優は行き足も良かったですね。伸びや回った感じも良い。ここまでノーハンマーで来たから、このままで行くつもりだけど、もしかしたら叩くかも。進入は本気で動いてくる人がいたら足がいいので入れても良いと思っているけど、ダラっと取りにきたら入れません」
③上平真二「ツイてましたね。ホーム追い風が吹いてたので1番(赤岩善生)も慎重に回ってたんでしょう。差した感じも悪くなかったし、タイムも出ているので優勝戦に入ってもまずまず行ってるでしょう。枠は主張したいですね。進入は全艇スローかな?」
④赤岩善生「スタート勘は合っている。足自体はは変わっていないし、生命線であるところの行き足も変わらず良いです。スタートは決まっているので、準優の借りは返したい」
⑤高橋勲「全部が良いですね。タイムも出ているし、上位だと思う。ただスタートは今(準優)も全速で行けていない。スタートでのぞいて行けば、ダッシュでも攻め込める足はある。あとは自分との戦いだね」
⑥佐々木康幸「準優は起こしで鳴いた。回転を止めすぎましたね。ペラをやり直してチルト0度を試してみる。スタートは大体分かっている」
 
 準優で唯一逃げた①鈴木が優勝戦の絶好枠を得た。序盤から「バランスが取れていて上位の一角」と戦線をリードしており、大一番でVに一番近い存在となった。絶好枠の強みを活かして6月常滑以来、今年3回目のVを目指す。
 ⑥佐々木は優出メンバーが決まった時点で「動きたいけど、入れてくれる人がいない」とポツリ。今年は9月に2優出して常滑で今年5回目の優勝を挙げている。勝てば来春に若松で行われるSG・ボートレースクラシック出場権確保へ大きな前進となるだけに、冷静な立ち回りで栄冠をつかみたいところだ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(2Rまで)で動きが良く見えたのは國崎良春(1、9R)、川崎智幸(2、11R)、大澤普司(3、10R)。
 
★減点者一覧★
北川幸典(2日目3R・不良航法-10点)
井芹大志(3日目1R・不良航法-10点)
長谷川親王(3日目7R・不良航法-10点)
 
★賞典除外選手★
榮田将彦(3日目2R・妨害失格)
鳥飼眞(3日目12R・妨害失格)
 
★途中追加選手★
木村光宏(最終日より)
塩田雄一(最終日より)
武田信一(最終日より)
岡部貴司(最終日より)
 
★途中帰郷選手★
鳥飼眞(3日目・公傷)
飯島誠(3日目・公傷)
北川幸典(4日目・公傷)
本橋克洋(4日目・私傷病)
大西隆洋(4日目・公傷)
吉永泰弘(4日目・私傷病)
村越篤(4日目・公傷)
 
★5日目決まり手★※()は今節累計
逃げ    6本(24本)
捲り    3本(14本)
捲り差し  1本(9本)
差し    2本(10本)
抜き    0本(2本)
恵まれ   0本(1本)
 
★5日目コース別1着回数★※()は今節累計
1コース  6回(25回)
2コース  4回(10回)
3コース  0回(13回)
4コース  2回(6回)
5コース  0回(4回)
6コース  0回(2回)
 
★機力評価★
節イチ!…佐藤大介
機力上位…赤岩善生、鈴木博、上平真二、佐々木康幸、別府昌樹、林美憲
機力劣勢…長谷川親王、長谷川充、森林太、岡部貴司、岸本隆、山地正樹
一発期待…12R2枠・佐藤大介
 
★中間整備状況★
なし
★今節の部品交換状況★
【初日】
赤岩善生【35号機】(8R・ピストンリング2本)
【2日目】
本橋克洋【16号機】(2R・ピストンリング1本)
立間充宏【66号機】(7R・ピストンリング2本)
山田竜一【24号機】(11R・新プロペラ)
【3日目】
長谷川親王【51号機】(1R・ピストンリング3本)
立間充宏【66号機】(4R・ピストンリング1本)
村越篤【29号機】(8R・電気系統一式、ギヤケース、新プロペラ)
吉永泰弘【62号機】(9R・新プロペラ)
本橋克洋【16号機】(9R・ピストンリング4本)
【4日目】
本橋克洋【16号機】(2R・電気系統一式、キャブレタ)
國崎良春【73号機】(5R・ピストンリング2本)
森林太【14号機】(6R・新プロペラ)
山本兼士【55号機】(7R・キャリアボデー)
村越篤【29号機】(9R・電気系統一式)
【5日目】
なし
 
★F・L休み未消化選手★
【30日】
吉田一郎(12/4~)
大澤普司(11/14~)
海老澤奉行(12/4~)
 
★当地久々(3年以上)の選手★
堤昇(3年2カ月ぶり)
井上恵一(12年5カ月ぶり)
品田直樹(3年3カ月ぶり)
 
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