どんよりした曇り空で時折、雨も降ってきている。ただ風はほとんどなく水面状況は悪くない。そんな中、ボートレースとこなめでは「ボートピア栄開設４周年記念競走」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。主役は王道Vを突き進む１枠の地元・河村了。遅まきながら、ことし初Vへイン速攻を決めるか。ただ強敵がずらりと控える。まずは２枠・河野大。いつも周回展示はそれほど目立たないが、レースに行くと凄い足を見せている。動きなら河村より上とみている。それだけに差し切りも一考だろう。さらに４枠・村上遼も河野とヒケを取らないほどの気配を誇っている。カドからの捲り差しは脅威。３枠・鈴木博もレースの上手さはピカイチ。そして５枠・別府正樹、６枠・北山康介も気配上々で軽視禁物。まさに捨てる枠なしの激戦レースとなり舟券的にもおもしろいファイナルになったと言えそうだ。優勝戦以外の番組だが、きょうも本命サイドと波乱含みのレースがほどよくミックスされていて、本命党、穴党、どちらも楽しめそうなムード。なお、きょうから地元の三浦洋次朗（１、５R）が追加参戦する。気になる最新の水面気象状況だが、午前９時55分現在で天候曇り、気温12度、無風。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると雑賀勇貴（１、７R）、為本智也（１R）、三浦洋次朗、木幡純也（２、７R）、川島圭司（２、９R）、畔柳俊吾（３、10R）、出畑孝典（８、11R）あたり。

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　本日は予選最終日です。満潮は13:44、干潮は18:50、中潮で潮位差は76センチ、ホーム追い風４メートルの予報です。
　得点率トップに立ったのは、ただひとりオール２連対の村上純（３、11Ｒ）です。機力も好調なので、このままトップ通過を決めるかに注目です。ただ、２位の石丸海渡（７、12Ｒ）も僅差。石丸が連勝、村上純が１、２着なら、石丸がトップ逆転となります。
　一方、勝負駆け勢では、土井祥伍（５、９Ｒ）が日増しに機力上昇中。「行き足はずっと良い。回り足はまだ日替わりだけど、日に日に良くなってきている」。現在得点率は34位。２走19点と厳しい勝負駆けですが、１枠と３枠なら連勝の可能性は十分あります。
　小池哲也（６Ｒ）は２日目に６着２本とリズムを崩しましたが、機力は変わらず「回り足が良い」と好感触。予選ラストは１着条件の勝負駆けですが、巡ってきた枠番は１号艇。スタートはしっかり決まっているので、逃げ切りあるのみです。

～機力ランク～
機力上位…石丸海渡、藤山翔大
機力優勢…村上純、別府正幸、小池哲也、尾上雅也、村上奈穂、熊本英一、土井祥伍
機力劣勢…妹尾忠幸、長嶋万記、野田部宏子、吉岡誠、岸蔭亮、新田智彰
一発期待…７Ｒ４枠・石丸海渡、９Ｒ３枠・土井祥伍

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