きょうは雲一つない爽やかな青空が広がっている。風も穏やか（１、２メートルの向かい）で水面状況は良好。そんな中、ボートレースとこなめでは、「ボートピア川崎開設記念競走」の最終日を迎える。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。ここできのうの準優を振り返ってみたい。何と準優の１枠トリオが全員敗れ、唯一優勝戦に進出したのは12Rで２着となった中島孝平だけ。ここ最近では記憶にないほどの珍現象でファイナルの１枠を勝ち取ったのは３コースからの捲り差しで中島を撃破した地元・佐藤博亮。２日目後半から３連勝と勢いもあり、このままVまで奪取しそうなムードがある。ただ強敵が揃っているのも確かだし、６枠・柴田光の動向も気になる。そうなれば他の選手の出番もでてくる。まずは２枠・椎名豊。準優では３コースから見事なツケマイで１着。動きもスムーズなら２、３コースからのスピード戦は警戒が必要。もちろん４枠となってしまった中島もV圏内にいるのは間違いないし、他の３選手も軽視はできない。前節に続き、コース取りから見逃せないファイナルになったと言えそうだ。優勝戦以外の番組だが、きょうも１枠に有力選手が数多く配置されている。きのうは強め（５、６メートルの向かい）の風の影響もあり、イン逃げは３本だけで、そのぶん好配当が連発し、穴党を大喜びさせたが、きょうは風が穏やかでイン勢の巻き返しが多くなりそうなムードがあるが…。気になる最新の水面気象状況だが、午前10時10分現在で天候晴れ、気温10度、向かい風２メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると山口亮（１、７R）、品田直樹（１、６R）、畔柳俊吾（１、６R）、西川新太郎（２、８R）、別府正幸（２、９R）、山口隆史（３、８R）、石田政吾（３、９R）、一柳和孝（４、10R）あたり。

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　本日より今年のＳＧ開幕戦・クラシックが始まります。満潮は17:19、干潮は10:27、若潮で潮位差は19センチ、ホーム追い風４メートルの予報です。
　前検日の試運転、スタート特訓を見た限りでは、モーターの素性通りの動きでした。ダブルエース機を引き当てた村田修次（１、10Ｒ）と吉村正明（７Ｒ）は、ともに試運転から力強い動きを見せていました。ほかでは、Ａ＋の46号機を引いた石野貴之（５Ｒ）、Ａランクの28を手にした大峯豊（２Ｒ）も伸び足の雰囲気が良く、特に石野は前検タイムトップをマークしています。

～朝特訓の各レースの比較（１～５Ｒ）
１Ｒ・③村田修次＞①平高奈菜＝⑤岡村慶太＞②守田俊介＝④磯部誠＝⑥大上卓人
２Ｒ・②大峯豊＝⑥前本泰和＞①稲田浩二＞③西山貴浩＝④馬場貴也＝⑤興津藍
３Ｒ・②齊藤仁＞①秋山直之＝③深川和仁＝④原田幸哉＝⑤白井英治＝⑥西村拓也
４Ｒ・⑥丸野一樹＞①松田大志郎＝②茅原悠紀＝③徳増秀樹＝④平山智加＝⑤北村征嗣
５Ｒ・①長田頼宗＝④桐生順平＞⑥宮地元輝＞②岡崎恭裕＝③松尾拓＝⑤岩瀬裕亮

～機力評価ランク（前検終了後（）内は出足と伸び足の評価）～
Ｓランク…村田修次（○◎）、吉村正明（○◎）
Ａ＋ランク…石野貴之（○◎）、仲谷颯仁（◎○）
Ａランク…寺田祥（○◎）、前本泰和（○◎）、瓜生正義（○○）、湯川浩司（○○）、長田頼宗（○○）、西山貴浩（○○）、岡村慶太（○○）
そのほかで機力好調…田中和也（○◎）
機力低調…徳増秀樹（○△）、原田幸哉（△○）、齊藤仁（△○）、新田雄史（○△）、平山智加（△○）、片岡雅裕（○△）
一発期待…４Ｒ６枠・丸野一樹

～オリジナル展示トップの成績（５月ＧＷ戦～前節終了まで）～
１周タイム…１着率・44.0％、２連率・64.2％
回り足タイム…１着率・30.5％、２連率・50.4％
直線タイム…１着率・23.7％、２連率・41.3％
※オリジナル展示が２つ、もしくは３つ全てトップの場合。
２つ…１着率・44.1％、２連率・63.9％
３つ…１着率・55.6％、２連率・72.2％

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　初日は午前中こそ晴れていましたが、午後から雲が広がり、１１Ｒ以降は雨が降り出しました。気温も徐々に下がっていき、肌寒く感じました。初日の決まり手は逃げ７本、捲りと抜きが２本、差し１本とイン優勢も、風が落ち着き出すと、３コースからの捲りが決まりやすい条件となっていました。
　
　満潮・１４：２０（１２Ｒ発売中）、干潮・１０：４８（６Ｒ発売中）。潮回りは若潮です。潮位の変動は少なく、約１０ｃｍ程度と１日を通して安定しています。
　
　０８：０５現在、天候・晴れ、気温８℃、東の風１ｍ（ホーム向い風）。緩やかなホーム向い風が吹いていますが、このあとの風向きは不安定です。予想最高気温は１４℃です。
　
　菅章哉（７、１１Ｒ）は昨３Ｒで６コースからコンマ０１のドッキリスタート。１周１Ｍは強い追い風もあって大きく流れてしまいましたが、見せ場は十分でした。続く昨７Ｒは３コースからコンマ０６のトップスタートで一気に捲りを決めて巻き返しに成功しています。「早いスタートは行かないように心掛けているんですけど…」とスタートは反省も、「チルト０だと面白味のある足になってきたし、ピット離れも悪くないのでこれを基本にしていく」と手応えをつかんでいる様子です。
　
　塩田北斗（６、１０Ｒ）は初日の１走目はインから２着とすると、すぐさまキャリアボデーの交換に着手しました。ドリーム戦は激しい３着争いに競り負け４着となりましたが、「整備したのは正解だった。伸びが上向いてきている」と手応えをつかんでいる様子。昨年は３節参戦してすべて優出して１Ｖと今節のレースタイトルにふさわしいレーサーです。２日目は２・６枠での登場ですが、機力が上向いてきた今なら外枠克服も難しくないのかもしれません。
　
　早朝の試運転と、スタート特訓（３Ｒまで）で動きが良く見えたのは西野雄貴（１、１２Ｒ）、山田祐也（２、１０Ｒ）、都築正治（２、７Ｒ）、荒井輝年（３、９Ｒ）、峰重力也（３Ｒ）でした。
　
～機力評価～
機力上位…菅章哉、山田亮太、松井賢治、小畑実成、荒井輝年、三浦洋次朗、都築正治
機力劣勢…中野和裕、信濃由行、永嶋裕一、小倉康典、中村格、國弘翔平、数原魁、山崎祥、濱野斗馬
一発期待…９Ｒ４枠・荒井輝年、１２Ｒ５枠・西野雄貴
　
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