２日目よりはマシだったが、きのうも強め（最大８メートル）の向かい風が吹き、１Rから安定板が装着されてのレースとなった。ただ、きょうは３メートル前後の向かいでだいぶ風は収まっている。そんななか、ボートレースとこなめでは、「ニッカン・コム杯～とこなめB級グランプリ～」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優は大荒れ。唯一、１枠で勝利した浜野孝志がファイナルの１枠をゲット。ただその浜野の準優は３コースからで２マークで競り勝っての勝利。他の準優は11Rの１枠・安河内健（きょうの出番６、10R）は４着、12Rの大本命だった峰竜太は２着と３連単はともに万シュー決着。峰がファイナルの４枠になったことで、かえってレースはおもしろくなったと言える。２、３日目と水面が荒れ、本来の力を十二分に発揮できなかった峰が、実力の違いを見せるシーンは当然ある。その峰を浜名湖で破って優勝した５枠・前田滉も不気味な存在だし、他の３選手も出番は十分にありそうだ。最後に今節のインの成績は１着15本、２着７本、３着８本、着外６本で１着率41％、２連対率61％、３連対率83％。　　　

〇パワーベスト５
第１位…浜野孝志（唯一、準優１枠で勝利しファイナルの１枠をゲット。実に力強い動きで特にレース足が光る）
第２位…前田滉（準優では猛追して２着に入った足は評価できる。バランスが取れて上位級）
第３位…峰竜太（水面が荒れ本来のパワーが発揮できていないだけ。きょうは本領発揮か）
第４位…庄司孝輔（準優で２コースから安河内を捲ったのはお見事。足は伸び中心にかなりいいレベル）
第５位…渡邉睦広（初日の足が戻った感じ。追い上げが利く足で実戦足がいい）
〇早朝特訓情報
１R
１回目　並び１２３/４６５
岩田以外はF。
２回目　並び１２３/４６５
佐野の逃げ態勢も内３艇はF。
２R　　
１回目　並び１２３/４５６
仕掛けた蒲原、齋藤、田中はF。
２回目　並び１２３/４５６
ここも仕掛けた夏山、蒲原、鹿島、田中はF。
３R
１回目　並び１５６２/３４
内３艇が深く、中団に富永というスタイルで田邉が仕掛けたが、川合以外はF。
２回目　並び５１２/３４６
今度は川合が飛び出したがF。
４R
１回目　並び１２３/４５６
滝沢が伸びたが、杉山以外はF。
２回目　並び１２３４/５６
池田と原田が仕掛けたが、ともにF。

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　本日は早くも予選最終日です。満潮は07:31、干潮は12:55、中潮で潮位差は86センチ、ホーム左横風３メートルの予報です。
　エース46号機を手にした柴田直哉(５,９Ｒ)が、２走２連対と初日好発進を決めました。周回展示から力強い動きを見せており、後半10Ｒの展示タイムは初日一番時計でした。この舟足ならコース不問で上位争いに食い込んできそうで、２日目は外枠２走でも侮れない存在です。

～朝特訓の各レースの比較（１～３Ｒ）
１Ｒ・①松田憲幸＝②藤本佳史＝③渡邉翼＝④仲本舜＝⑤宮野仁＝⑥菊池峰晴
２Ｒ・①大田直弥＝②松井貫太＝③桂林寛＝④村上純＝⑤川上清人＝⑥國崎良春
３Ｒ・②江頭賢太＝③三原司＝④宮崎つぐみ＝⑤池田奈津美＝⑥田中京介（①山室展弘は不参加）

～機力評価ランク（初日終了後（）内は出足と伸び足の評価）～
Ｓランク…柴田直哉(◎◎)
Ａ＋ランク…村田友也(○○)、渡邉優美(○◎)、渡邉翼(◎○)
Ａランク…米田隆弘(◎○)、犬童千秋(△◎)、里岡右貴(○○)
そのほかで機力好調…白水勝也(◎○)、竹井貴史(○◎)、宮地秀祈(○◎)、松田憲幸(○◎)、石岡将太(◎○)
機力低調…藤本佳史(△○)、桂林寛(△○)、三原司(○△)、深見亜由美(△△)、江頭賢太(△○)
一発期待…９Ｒ６枠・柴田直哉

～現行モーターのオリジナル展示トップの成績（初日終了後、（）内は通算）～
１周タイム…１着率・33.3％（43.2％）、２連率・66.7％（62.0％）
回り足タイム…１着率・30.8％（28.3％）、２連率・61.5％（47.9％）
直線タイム…１着率・28.6％（20.3％）、２連率・35.7％（36.8％）
※オリジナル展示が２つ、もしくは３つ全てトップの場合。
２つ…１着率・50.0％（40.2％）、２連率・75.0％（60.1％）
３つ…１着率・100％（50.6％）、２連率・100％（69.8％）

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