2025.06.29

【鳴門】第33回日本モーターボート選手会会長杯競走(最終日・優勝戦情報)

 10R発売中に優出メンバーによるスタート特訓が行われた。10R終了時点の気象状況は天候・晴れ、気温28℃、南東の風3m(ホーム向い風)。朝方はほぼ無風に近い状態で始まったが、レースが始まると南寄りから風が吹き続いている。この後も風は安定していくだろう。
 
 10Rまでの決まり手は捲り差し5本、逃げ、捲り2本、差し1本。ここまで3~5コースの1着が目立っており、逃げは8、10Rの2本のみと苦戦している。原因のひとつとして挙げると、1~9Rまで1号艇がB級選手であったことがイン受難に拍車をかけたのではないかと思われる。
 
~12R優勝戦メンバー~
①田村隆信  (通算66V)
②渡部悟   (通算3V)
③栗城匠   (通算6V)
④篠崎仁志  (通算54V)
⑤廣中智紗衣 (通算9V)
⑥三浦永理  (通算44V)
 
~12R優勝戦スタート特訓~
1本目①②③/④⑤⑥ ※スタート正常
2本目①②③/④⑤⑥ ※スタート正常
 
 2本とも3対3の枠なり進入で、スロー勢は比較的にゆったりとした助走距離で起こしていた。2本とも④篠崎がスリット付近からのぞいており、他を寄せ付けない動き。一方、①田村は小回り防止ブイ(約130m)付近の起こしながらも②渡部にもリードを許す格好になっていたのは気になるところ。しかし、隊形が揃えば逃げ切る可能性は高くなりそう。⑤廣中と⑥三浦も直線で下がる様子はなく、展開が向けば浮上のチャンスも出てくる。
 
~優勝戦メンバーの部品交換状況~
なし
 
~優勝戦メンバーの機力評価~
④篠崎仁志>>②渡部悟>①田村隆信>③栗城匠>⑤廣中智紗衣>⑥三浦永理
 
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2025.06.29

【とこなめ】第29回ドラゴン大賞(2日目)

 「第29回ドラゴン大賞」が昨日開幕し、初日メインのドリームレースは西島義則がインから押し切って勝利。2着に梶野学志、3着に松田祐季が続いた。西島はF2の休み明けのためか、前半はスタートで遅れ、大敗も覚悟といった1マークだったが、上手く残して、道中粘って3着。「手前に持ってこれて、行き足が良くなった」と、メーカー機である61号機を信頼している。梶野は前半はインから1着で、2連対発進となったことについて「出来すぎ」と謙遜するが、動き自体は良く見えた。松田も前半は4等の展開から2着に逆転したのだから、そう悪くはないだろう。ドリーム組では今井貴士と稲田浩二は少し苦しそう。野口勝弘は2人に比べるとマシではあるが、上積みは絶対。
 ほかでは川崎誠志が初日唯一の連勝スタート。「全体的に少しずつ良いと思う」と余裕のある足色。 津久井拓也、市川美宏、松下直也、鈴木智啓、倉田茂将、 深澤達徳、柘植政浩も雰囲気は良かった。
 また、特訓情報など常駐記者が選手に取材を行い、そのコメントが「LIVEREPORT」にアップされているので、それを参考に舟券の推理をしてほしい。

〇前検タイムベスト3
1位・6秒61…田中宏樹
2位・6秒67…岡谷健吾
3位・6秒74…川崎誠志

〇機力評価

61(レース足中心にバランス取れる)・・・西島義則
51(出足、回り足が良い)・・・須藤隆雄
2(GⅢマスターズLで佐々木康幸が優勝)・・・川崎誠志

直前記者予想をチェック♪
ボートレースとこなめHP http://www.boatrace-tokoname.jp/raceguide/kyogi06
LIVEREPORTHP https://www.boatrace-livereport.com/tokoname

2025.06.29

【鳴門】第33回日本モーターボート選手会会長杯競走(最終日)

 昨日行われた準優勝戦。10Rは栗城匠が5コースから捲り差しを決めて当地初優出。人気の篠崎仁志が2着で粘り込み優出切符を確保した。11Rは渡部悟が先マイを決めると、仕掛けた三浦永理が道中さばいて2着。12Rはシリーズリーダー・田村隆信が他を寄せ付けないイン速攻で人気に応えると、廣中智紗衣が道中競り勝って優出を決めている。本日はベスト6が出そろい、優勝戦が行われる。
 
 満潮・08:02、163cm、干潮・15:27、15cm。潮回りは中潮。早朝のスタート特訓が終わる頃に満潮を迎えたあとは、優勝戦の時間帯まで潮位は下がり続けていく。レース中はホーム追い潮傾向で、潮位変動は最大で約150cm。
 
 07:44現在、天候・晴れ、気温27℃、南西の風1m(ホーム追い風)。今朝も青空が広がってまさに快晴の言葉が似合う空模様。雨の心配もなく、ジリジリと暑くなって気温も上昇していく。風は3日目までと一変して、南東の風が吹いてホーム向い風となりそう。予想最高気温は31℃。
 
~12R優勝戦コメント~
①田村隆信「乗りにくさはなくなったけど、回転の上がりが鈍い。もう少しやね。本体は間違いないと思うので、ペラ調整をしていく。スタートは起こしの不安がなくなってからは決まっていると思う。ピット離れは良い人にはやられるけど、取られるほどではないです」
②渡部悟「展示は回転が足りない感じはしていたけど、本番は起こしから良くてスタートは放った。出足は結構良い方向になっているけど、伸びは人並みです。良いエンジンだと思うし、ペラで反応はきている。あとは“クイック感”が欲しいですね。スタートは見えているし、質の良いのが行けている」
③栗城匠「前半(昨5R)は乗れなかった。後半(準優10R)は乗れたけど、2マークくらいから重かった。全体的にバランスは取れているが、乗りづらいのでもう少し回して重さをなくしたい。スタートはスローも見えてきている。準優は全速で行けたので、優勝戦も行ければ」
④篠崎仁志「初日は良かったけど、2日目以降は気温が上がりだしてから調整が合わなくなっている。シリーズを通してターン回りは気になっているので、ペラ調整で良くしていきたい。スタートに関してはボチボチといったところですね」
⑤廣中智紗衣「回転を抑えて重いかなと思ったが、思っていたより出ていた。足はバランスが取れている。あとはペラの微調整です。スタートは自分の行けるところで」
⑥三浦永理「足自体は良い。前半(昨2R)は乗りやすさがあって良かったのに、後半(準優11R)はカカリがおかしくてよくなかった。とにかく乗りやすくなるようにペラ調整をしていく」
 
 ①田村は今節のスタートが6走して3走が0台で、トップスタートも3本決めている。「ペラ調整でスタートはしやすくなっている」と走り慣れた地元水面も相まって仕掛けに関しては文句のつけどころはない。次走の7月江戸川からA1級へ復帰、9月に行われる当地周年の出場も控えてリズムを上げている。優勝戦もビシッと踏み込んで1月当地GⅢ企業杯以来、今年2回目のVとなるか。
 
 女子は2名が優勝戦へ駒を進めている。⑤廣中は前走地・浜名湖に続く連続優出、⑥三浦は4月宮島以来の優出となった。どちらも準優勝戦は道中の競り合いを制して勝ち上がっており、仕上がりに関してはどちらも高水準といったところか。外枠ではあるが、軽視は禁物。展開がもつれていけば彼女たちの出番もありそうだ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは堀本和也(1、10R)、今村暢孝(2、8R)、太田和美(2、10R)、近藤稔也(3、10R)、石原翼(3、10R)。
 
★中間整備状況★
なし
★部品交換状況★
『初日』
瀧川千依【62号機】(5R・ギヤケース)
西野雄貴【64号機】(6R・キャブレタ)
田村隆信【38号機】(7R・キャブレタ)
『2日目』
石原翼【35号機】(6R・ピストンリング2本)
池本輝明【57号機】(8R・キャブレタ)
奥村明日香【13号機】(9R・ギヤケース)
『3日目』
神里琴音【61号機】(1R・ピストン2個、キャブレタ、8R・ギヤケース)
小林孝弘【54号機】(2R・キャブレタ)
石原翼【35号機】(6R・ピストン2個)
西野雄貴【64号機】(9R・ギヤケース)
 
★3日目決まり手★※()は今節累計
逃げ    8本(23本)
捲り    2本(4本)
捲り差し  2本(4本)
差し    0本(3本)
抜き    0本(2本)
恵まれ   0本(0本)
 
★3日目コース別1着回数★※()は今節累計
1コース  8回(23回)
2コース  1回(3回)
3コース  0回(1回)
4コース  0回(2回)
5コース  2回(5回)
6コース  1回(2回)
 
★減点者一覧★
堀本裕也(初日8R・不良航法-10点)
西野雄貴(初日11R・不良航法-10点)
 
★賞典除外選手★
塚田修二(1回希望)
 
★途中帰郷選手★
なし
 
★機力評価★
機力上位…本田愛、渡部悟、廣中智紗衣、三浦永理、石原翼
機力劣勢…亀本勇樹、熊本英一、塚田修二、西村勝、堀本裕也、内田圭、重富勇哉、奥村明日香、神里琴音、屋良龍紀
一発期待…8R5枠・今村暢孝
 
★F・L休み未消化選手★
【今期未消化30日】
中村辰也(6/30~)
重冨勇哉(6/30~)
 
★当地久々(3年以上)の選手★
今村暢孝(3年7カ月ぶり)
富樫麗加(5年3カ月ぶり)
 
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