「GⅠ大渦大賞開設68周年記念競走」はいよいよ最終日です。今節がGⅠ復帰戦となった池田浩二が優勝戦の1枠をゲット。2年連続のグランプリ出場へ闘志を燃やす西山貴浩が懸命の走りを見せるのか注目です。また市橋卓士が5日目8Rをイン逃げで1着として通算1500勝を達成しました。なお、白石健は準優勝戦のフライングで賞典除外となっています。
満潮・06:34、166cm、干潮・13:06、30cm(6R発売中)。潮回りは大潮です。6R発売中に干潮を迎え、その後は優勝戦の時間帯までホーム向い潮傾向が続きます。潮位変動は最大で約65cm程度です。
09:22現在、天候・晴れ、気温25℃、南東の風2m(ホーム向い風)。朝から晴れており、日差しが強く感じます。風は5日目に続きホーム向い風です。予想最高気温は29℃です。
市橋卓士が通算1500勝達成、史上476人目の記録となりました。「ここまで早かったとかではなく、一つ一つの積み重ねでここまできたと思う。とにかく地元で出来て最高でした」とレース後は競走水面で水神祭が行われ、ファンの歓声に笑顔で応えていました。
~12R優勝戦コメント~
①池田浩二「足は4日目のほうが良かった。回転が合っていない。出足は良いけど、伸びは茅原に負けていた。久々のGⅠでスタートは様子見。コンマ10程度をいければ」
②西山貴浩「菅がいることでスタートはいつも以上に集中できた。ペラとリードバルブをして突然変異で良くなった。賞金を考えれば絶対勝ちたい」
③丸野一樹「スタートは全速だったし、良い足をしていると思う。どちらかと言えば伸び寄り。自分のスタイルに近づいているし、このまま、ターン足を求めていきたい」
④岡崎恭裕「特長はなく、両サイドにやられていた。でも、乗り心地は納得できる。スタートは見えているけど、自力でいける足ではない。ここまできたし、微調整です」
⑤平本真之「ペラ調整をして舟の向きが良かった。部品交換(3日目)をして少し上積み。ターンは好きな感じだけど、そこからのつながりが弱い。伸びは劣勢です」
⑥吉田俊彦「もう普通です。バランスは取れて悪くはない。この状態を壊すのが嫌なのでここをキープしていく。調整はしても微調整ぐらい」
①池田は前期のGⅠ準優勝戦におけるFを2本犯した罰則を経て久々の記念戦線復帰でした。2日目以降はオール2連対と安定した走りを見せ、優勝戦の絶好枠を得ました。回り足から出足へのつながりが軽快で、その部分が大きな強みでもあります。当地周年は2012年9月に行われた当地59周年を制した際はインから誰も寄せ付けない速攻劇でした。2度目の鳴門周年Vへ先マイあるのみです。
②西山は当地で過去に3回優出していますが、すべてVと勝負強さを発揮しています。「ここの2コースは難しい」と4日目の時点でそう語っていました。「鳴門は相性が良い。ここで勝って嫁にバッグを買わせたい」と記者団の前になるといつもの西山節が炸裂していました。昨日終了時点で賞金ランクは17位と2年連続GP出場を目指すためにも重要な一戦となりそうです。
過去10年の大渦大賞優勝戦を振り返ると、宮島で代替開催となった61周年(2014年)を除けばすべてイン逃げ。本命決着または2・3着に外枠が絡んで配当が少し上がる程度です。優勝戦の狙い目は①から思い切って絞るか、手広く買うかのどちらかを選ぶのが的中への近道なのかもしれません。
早朝の試運転とスタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは君島秀三(1、11R)、篠崎元志(2、10R)、下出卓矢(2、6R)、前本泰和(2R)、山口剛(3R)でした。
~機力評価~
節イチ!…白石健
機力上位…峰竜太、池田浩二、西山貴浩、菅章哉、山田康二、君島秀三、岡崎恭裕、吉田俊彦
機力劣勢…中澤和志、宇佐見淳、田中和也、今垣光太郎、谷川祐一、小野達哉、今泉友吾、大峯豊
一発期待…9R4枠・渡邉和将
~5日目の決まり手~※()内は節間累計
逃げ 7本(34本)
捲り 1本(7本)
捲り差し 1本(9本)
差し 1本(4本)
抜き 1本(5本)
恵まれ 1本(1本)
~5日目のコース別1着回数~※()内は節間累計
1コース 7回(36回)
2コース 2回(5回)
3コース 1回(6回)
4コース 1回(5回)
5コース 1回(6回)
6コース 0回(2回)
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