再び夏空が戻り、強烈な日差しが水面に降り注いでいる。最高気温は32度の予報。風はほとんどなく絶好の面状況。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第３７回半田大賞」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優は全て１枠（イン逃げ）が勝利。ただ、当地独特のシステムで準優前半の走りも得点率に加算されるため、予選トップ通過の岩瀬裕亮は３枠、そして逆転でファイナル１枠をゲットしたのは上野真之介。パワー的には少しマシになったと言っても中堅上位に届くか届かないレベル。それでもインの味方は大きい。持ち味の豪快攻めで主導権を握るか。パワーなら間違いなく２枠・酒見俊介がリード。節間最多の６勝がそれを証明している。もとをただせば、このモーター12は地元・仲道大輔が初優出、初Vを飾った時のパートナー。前節の安達裕樹（準V）→酒見と２節連続の節イチパワーで、今やエース機と言っても過言ではないだろう。Sさえ決まれば突き抜けも十分ある。地元・岩瀬ももちろん気合は入っている。他の３選手も展開が向けば出番はありそうで、楽しみなファイナルになったと言えそうだ。最後に今節のインの成績は１着26本、２着12本、３着３本、着外７本で１着率54％、２連対率79％、３連対率85％となっている。　　

〇今節の欠場選手
山川美由紀（家事都合）、吉田宗弘（家事都合）

〇追加選手
鈴木雅希、大廣咲季

〇４日目からの途中追加選手
横井健太、齊藤大将、佐々木海成、廣瀬凛

〇途中帰郷
大山千広（私傷病のため、２日目から欠場）、前田光昭（私傷病のため、２日目から欠場）、北中元樹（負傷のため、２日目から欠場）、後藤盛也（負傷のため、２日目から欠場）、砂長知博（私傷病のため、３日目から欠場）、宮内由紀英（私傷病のため、５日目から欠場）

〇目指せ！水神祭
佐々木海成（８R）

〇パワーランクベスト５
第１位・酒見俊介（シリーズ最多の６勝をマーク。強烈な伸びも魅力だが、回ってからの足もスムーズで間違いなく節イチパワー）
第２位・滝沢芳行（３、10R）（準優では３着に敗れたが、変わらず行き足中心に好ムード）
第３位・大澤風葵（12R）（準優は２コースから俊敏に差したが、逃げたのが酒見では仕方なしか。バランスが取れて上々の動き）
第４位・尾上雅也（７、11R）（準優は不運な展開で３着となったが、バランスが取れて好ムード）
第５位・松本純平（12R）（準優はしっかり２着をキープして８度目の優出。気配上々で、デビュー初Vにチャレンジする）

〇優出選手のV実績
１枠・上野真之介…ことし２月桐生以来、28度目のVを目指す
２枠・酒見峻介…22年６月鳴門以来、３度目のVを目指す
３枠・岩瀬裕亮…ことし５月当地以来、29度目のVを目指す
４枠・松本純平…デビュー５年目、８度目の優出で、初Vを目指す
５枠・大澤風葵…ことし３月宮島ルーキー以来、３度目のVを目指す
６枠・吉島祥之…17年１月芦屋以来、９度目のVを目指す

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４６（大廣は不参加）
後藤の逃げ態勢。
２回目…並び１２３/４６（大廣は不参加）
ここも後藤が早い仕掛け。ただ孫崎、今泉以外はF。
２R
１回目…並び１２３/４６（藤山は不参加）
川尻がインから持たす感じ。ちなみに笠野はF。
２回目…並び１２/３４６（藤山は不参加）
菊池が３カドへ。仕掛けたのは伊藤と菊池。
３R
１回目…並び１２３/４５６
入澤、田代、滝沢が仕掛けたが、いずれもF。
２回目…並び１２３/４５６
田代が仕掛けたが、丹下がインから伸び返す感じもあった。ただともにF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
柴田がインから持たす感じ。ちなみに外２艇はF。
２回目…並び１２３/４５６
仕掛けたのは山口。ただ、出て行くまでは…。

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