再び寒波が日本列島に襲来している。きのうは終始、強め(最大7メートル)の向かい風が吹き、1Rから安定板が使用され、さらに5Rからは周回展示1周、レース2周に短縮された。きょうも強め(5メートル前後)の向かい風が吹く水面状況で1Rから安定板が使用される。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第41回英傑戦」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう全ての予選が終了し、ベスト6が決定したが、きのうは集団(4艇)Fが出るなど、アクシデントが続き、優出のボーダーは前日の推定ライン(8点ジャスト)より大きく下がって7・17となり中村晃朋が最後に滑り込んだ。次点は大町利克(きょうの出番3、11R)。ぶっちぎりのトップ通過を果たした高野哲史がポールポジションの1枠をゲットし、大きな支持を集めることは間違いない。ただ水面状況も気になるが、高野にとって一人やっかいな存在がいるのも確か。それはチルト2度の3枠・野相弘司だ。きのうの荒れ水面の中での連勝は評価できるし、デビュー初Vもかかっているだけに一か八かのS攻撃も考えられ、荒れる要素も十分ある。そんな展開になれば紅一点の2枠・地元大瀧明日香も好ムードで侮れないし、他の3選手にもチャンスが出てくる。なお、きょうから丹下健(2、8R)、秋末秦悟(4、8R)、河内一馬(3、7R)が追加参戦する。最後に今節のインの成績は1着19本、2着10本、3着2本、着外5本で1着率52%、2連対率80%、3連対率86%となっている。
〇今節の欠場選手
岸恵子(出場取消)、谷村啓司(公傷)、赤井睦(家事都合)、船越健吾(出場取消)
〇今節の追加選手
太田潮、渡邉昌成、白石有美、坂野さくら
〇途中帰郷
松山将吾(その他の理由で2日目から欠場)、渡邉昌成(公傷のため、2日目から欠場)、中山雄太(家事都合で2日目を欠場し、急きょ帰郷)、加藤雅之(私傷病のため、3日目から欠場)、近江翔吾(私傷病のため、3日目から欠場)
〇途中追加
丹下健、秋末秦悟、河内一馬
〇今期適用勝率ベスト5
第1位・高野哲史…7・10
第2位・吉川喜継…6・64
第3位・中山雄太…6・54(2日目は欠場し、帰郷)
第4位・中村晃朋…6・42
第5位・大瀧明日香…6・38
〇めざせ!水神祭
中嶋世奈(1、6R)
〇優出選手のV実績
1枠・高野哲史…24年10月徳山以来、通算20回目(当地は連続2回目)のVをめざす
2枠・大瀧明日香…20年6月当地Aレディース以来、通算11回目(当地は2回目)のVをめざす
3枠・野相弘司…デビューして22年目、12回目の優出で悲願の初Vをめざす
4枠・堤啓輔…デビューして12年目、8回目の優出で悲願の初Vをめざす
5枠・吉田宗弘…23年9月江戸川以来、通算9回目(当地初)のVをめざす
6枠・中村晃朋…24年4月鳴門以来、通算12回目(当地初)のVをめざす
〇パワーベスト5
第1位・野相弘司(チルト2の威力爆発で連勝。伸び秀逸だし、出足も悪くなく、悲願の初Vも十分あるぞ!)
第2位・高野哲史(オール3連対と抜群の安定感でぶっちぎりの予選トップ通過。バランスが取れていい足で当地連覇へ王手をかけている)
第3位・佐藤永梧(2R)(きのうはFに泣いたが、変わらず気配はいい。アタマは厳しいとしても2、3着なら狙える)
第4位・豊田泰洋(4、9R)(行き足がいいし、追い上げも利く。バランスが取れて好ムード)
第5位・柳橋宏紀(5、10R)(初日後半では高野に競り勝ち勝利。レース足中心にいい動き)
〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
落合の逃げ態勢。ちなみに松尾だけ遅れた。
2回目…並び123/456
スロー3艇が仕掛けたがF。
2R
1回目…並び123/456
丹下だけが遅れたが、それ以外はF。
2回目…並び123/456
宇留田の逃げ態勢もF。
3R
1回目…並び123/456
内2艇が仕掛けたがF。
2回目…並び123/456
ここも大町が仕掛けたがF。ちなみに河内と川村は遅れた。
4R
1回目…並び123/456
豊田が飛び出したが、土山と豊田はF。
2回目…並び123/465
鈴木の逃げ態勢。
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