１０Ｒ発売中に優出メンバーによるスタート練習が行われた。９Ｒ終了時点の気象状況は天候・曇り、気温１３℃、東の風１ｍ（ホーム向い風）。昨日に比べて気温が上昇して調整に苦労しているのか、ここまでインの１着は逃げと抜き２本で３勝とやや苦戦気味。代わって３、４コースの捲り、４、５コースの捲り差しが目立っている。９Ｒまでの決まり手は捲り３本、捲り差し、抜き２本、逃げ、差し１本となっている。
　
～１２Ｒ優勝戦スタート練習～
１本目①②③／⑤⑥、２本目①②③／⑤⑥　※④松田は不参加。
　２本とも５人で行われた。進入は枠なり３対２のスタイル。５人の中で①久田が早い飛び出しを見せていたが、やはり伸び節イチの松田が不参加ということで相対的な評価はハッキリしない。①久田は「準優はみんながスタートで行かなかったから先マイできたけど」と話しており、やはりスタートの踏み込みが鍵となりそう。ここに松田が加わってどこまで伸びるかはスタート展示で確認しなければならなくなった。
　
１２Ｒ優勝戦メンバーの機力評価
④松田大志郎＞②酒井俊弘＞①久田敏之＞⑤宮地秀祈＞⑥北川太一＞③平尾崇典
　
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　きょうは少し日差しはあるが、雲が目立つ。風は緩やかな向かいで引き続き水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、豪華メンバーによる「第25回日本財団会長杯争奪戦競走」の２日目が行われる。まずは初日の動きを振り返ってみたい。SG覇者５選手が激突したDR戦をイン逃げで制したのは人気の今垣光太郎（きょうの出番２、11R）。その今垣は前半では２コースから差し切りで勝利を飾っており、初日唯一の連勝発進。ただ足自体は出ているという感じはない。パワーなら道中の不利で６着になった吉川昭男（５、９R）のほうが上かもしれない。他の４選手も中堅上位ぐらいのレベルで戦える足は備わっている。予選スタート組で気配のいい選手を挙げると野末智一（２、12R）、乙津康志（５、12R）、中村尊（５、10R）、野口勝弘（２、10R）、笠間憲哉（４、９R）、山本隆幸（２、９R）、渡辺真至（１、７R）、鈴木賢一（１、６R）、山谷央（６R）、天野友和（５R）あたり。きょうも本命番組と接戦番組が上手くミックスされており、楽しみいっぱいの１日になりそうだ。最後に初日のインの成績は１着６本、２着２本、３着１本、着外３本で１着率50％、２連対率66％、３連対率75％。　
　

〇今節欠場選手
坂東満（私傷病）、宮内由紀英（家事都合）、中島真二（家事都合）、廣瀬真也（家事都合）、荒牧凪沙（家事都合）、三浦裕貴（私傷病）

〇追加選手
野中義生、小西英輝、野末智一、西舘健

〇途中帰郷
宮村勇哉（公傷のため２日目より欠場）

〇パワーベスト５
第１位…野末（さすがに２連対率トップのモーター。レース足がかなりいい）
第２位…吉川（DR戦は２マークでの不利があり後退したが、行き足関係は実にスムーズ）
第３位…中島（６、10R）（DR戦は大外が響いた。それでもBS差した足は上々。バランスが取れて好ムード）
第４位…笠間（矢後→新出と同じくチルト３度でのレース。Sに不安はあるが、やはり伸びは秀逸。穴党は注目！）
第５位…山本（当地はG1制覇したメモリアル水面。出足関係は良好で、きょうも楽しみ）

〇早朝特訓情報
１R
１回目…並び１２３/４５６
川上の逃げ態勢も全艇F。
２回目…並び１２３４５/６
内２艇が仕掛けたが、鈴木、渡辺以外はF。
２R
１回目…並び１２３４/６５
加藤の逃げ態勢。ちなみに今垣は遅れた。
２回目…並び１２３/４６５
ここは内２艇が仕掛けた。
３R
１回目…並び１２３５/４６
野中の逃げ態勢。
２回目…並び１２３４６/５
仕掛けた汐崎、表、馬袋はF。
４R
１回目…並び１２３/４５６
松尾の逃げ態勢。恐らくチルト３の笠間は大きく遅れた。。
２回目…並び１２３/４５６
太田が仕掛け、笠間が伸びてきたが全艇F。

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　昨日行われた準優勝戦は波乱あり、人気サイドの決着ありと一筋縄ではいかなかった。１０Ｒは人気を集めた渋谷明憲と山本修一がフライング（どちらも＋０１）で賞典除外。繰り上がりで平尾崇典と北川太一が優出一番乗り。１１Ｒは酒井俊弘がコンマ０３のトップスタートで捲り一閃。道中抜け出した宮地秀祈が２着。１２Ｒは先マイする久田敏之の懐を突いた松田大志郎が２マーク先取りも、ターンマークに接触して後退。逆転で久田敏之が制し、優勝戦絶好枠を得た。なお、貞兼淳二は私傷病のため途中帰郷。
　
　満潮・０７：１４、１１２ｃｍ、干潮・１２：０５、７５ｃｍ（８Ｒ発売中）。潮回りは中潮。本日は干満の差が少し大きくなり、優勝戦は緩やかなホーム向い潮となる。レース中の潮位変動は最大で約２５ｃｍ。
　
　０７：５５現在、天候・曇り、気温８℃、南東の風２ｍ（ホーム向い風）。天候はこれから下り坂で、雨がパラつく時間帯もありそうだ。風は１日を通して南寄りのホーム向い風が３ｍ前後の予報。予想最高気温は１４℃。
　
～１２Ｒ優勝戦コメント～
　①久田敏之「朝の時点で良くなかったのでペラは別の形にしたけど、回りすぎていて前に押していなかった。伸びもいい人にやられる。優勝戦１号艇の足ではないし、このままだと勝てないのでセッテイングは考える」
　②酒井俊弘「準優のために伸びを試したけど、イマイチだった。準優も伸びというよりはしっかり出足があるようにしてＳは行ったけど、ちょっと伸びるかなというぐらい。めちゃくちゃパンチがあるわけではなく、出足も普通」
　③平尾崇典「３日目よりは乗りやすいけど、ボートがたぶん悪いと思う。出ることがないと思うので、乗りやすくなるようにしようかなと。時間があるのでじっくり調整します」
　④松田大志郎「エンジン的に伸び型にしている。前半（３Ｒ）はチルトを０・５度にしたけど、準優は２コース向きではないので０に下げた。差しが入ったのに１周２マークは浅かったですね。伸びに関しては節イチ。４号艇なので、伸びを活かした調整で行くつもり」
　⑤宮地秀祈「３日目よりは乗りやすいけど、ボートがたぶん悪いと思うので、出ることがないと思うので、乗りやすくなるようにしようかなと思います。時間があるのでじっくり調整します」
　⑥北川太一「Ｓは早いと思ったけど、放りながらギリギリ残りました。スタートも舟足も全体的にしっくりきていない。３日目はましになったと思ったけど、４日目はまた全然ダメ。エンジンが良くないのかなという感じはします」
　　
　①久田は優勝戦の絶好枠を得たが、今節はペラ調整に苦しんでおり、なかなかマッチしていない様子。準優は相手のミスもあって主導権を取り戻したが、表情は冴えないままだった。それでも桐生→児島→鳴門と３場所連続優出中と勢いは良く、今年２回目のＶへＳに集中だ。
　
　④松田は初日の不良航法を跳ね返してきた。準優は２コース差しから久田敏之の懐を突きねじ込んで２マークを先取りも、ターンマークに接触し後退。２着で優勝戦に駒を進めた。本人のコメント通り、伸びは節イチで他の足も中堅よりは上位といったところ。優勝戦はダッシュ戦や予想されるだけに、伸びを活かした調整で栄冠を目指す。
　
　朝イチの試運転＆スタート特訓（２Ｒまで）で動きが良く見えたのは藤生雄人（１、６Ｒ）、黒柳浩孝（２、１０Ｒ）、西村美智子（６、１０Ｒ）。
　
～機力評価～
節イチ！…松田大志郎
機力上位…久田敏之、池永太、酒井俊弘、西村美智子、山本修一、西島義則
機力劣勢…長谷川充、向井田真紀、小寺拳人、山崎鉄平、石岡将太、村上奈穂
一発期待…１０Ｒ３枠・黒柳浩孝
　
～４日目決まり手～※（）は今節累計
逃げ　　　　４本（１３本）
捲り　　　　５本（１１本）
捲り差し　　０本（１０本）
差し　　　　１本（５本）
抜き　　　　１本（７本）
恵まれ　　　１本（２本）
　
～４日目コース別１着回数～※（）は今節累計
１コース　　５回（１９回）
２コース　　３回（９回）
３コース　　１回（６回）
４コース　　０回（５回）
５コース　　２回（５回）
６コース　　１回（４回）
　
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