前検は強い風が吹き、安定板装着のもとで行われた。初日は11R、12Rで男子、女子に分かれてドリーム戦を実施。男子の方は、１枠を任された鈴木勝博が、前回周年で転覆した39号機を引き当ててしまった。「ペラは叩いている最中。足合わせでは調整不良で下がっていたけど、調整をやり直したら変わらなかったので、エンジンは壊れてないと思った。前検はまだ途上の段階ですね」と、壊れていなかったことに安堵の表情。ただ、周年Ｖモーター42号機は水摩敦、同準Ｖ９号機は川原祐明に渡り、簡単なイン戦でないことは確かだ。
　女子の方も、１枠は地元の細川裕子。相棒の17号機は前回周年で整備を繰り返されたが、全く改善できず、低調機を引いてしまった。「板が付いていたし、難しい。状態はよく分からないですね。明日乗ってみて考えます」。底上げできるか。前検トップタイムをマークした渡邉優美も、さらに良化させてきそうだ。
　また、特訓情報など常駐記者が選手に取材を行い、そのコメントが「LIVEREPORT」にアップされているので、それを参考に舟券の推理をしてほしい。

〇前検タイムベスト５
第１位・６秒68…渡邉優美、磯村匠、原田雄次
第４位・６秒69…高山智至
第５位・６秒70…今井裕梨、鈴木勝博、前田紗希

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