昨日行われた準優勝戦。10Rは山田佑樹が4カドから好スタートで豪快捲り。11Rは松本一毅が展開を突いて抜き波乱の展開が続いたが、12Rは得点トップの大上卓人がイン速攻で人気に応えて押し切った。本日はベスト6が出そろい優勝戦が行われる。
満潮・11:18、124cm(7R発売中)、干潮・05:45、89cm。潮回りは小潮。前半戦がホーム向い潮傾向で、7R発売中に満潮時刻を迎える。その後は潮位は下がり続けるが、潮位の変動は緩やかで、優勝戦は緩やかなホーム追い潮傾向となる。レース中の潮位変動は最大で約25cm程度。
07:42現在、天候・晴れ、気温27℃、南東の風2m(ホーム向い風)。昨日は午前中に雨が降りジメジメとした気象条件の中で行われたが、今朝は青空が広がって概ね晴れている。風は南寄りから4m前後吹く予報。予想最高気温は32℃。
~12R優勝戦コメント~
①大上卓人「少しマイ過ぎだったけど、出足は良かった。日に日に回転を抑える方向で調整している。これはいい傾向だと思う。伸びは普通ですね。Sはコンマ10ちょっと行ったつもりだったけど、風があったし難しい。もうペラの微調整で」
②松本一毅「バランスが取れていて、乗りやすさがある。2連対率以上は引き出せているけど、上位の人とは差がある。もうひと足欲しいけど、大きなことはしないつもり」
③山田佑樹「スタートは85で様子を見たけど、そこからは入っていると思って行った。4日目は2走とも調整を外していた。余裕がなくて並だった。3日目の足は最高だった。合えば伸び、回り足とも良い。湿気はない方がいい」
④深井利寿「足自体はバランスが取れて良い。カカリが良いので回ってから前に押すように見えるかもしれないけど、乗りやすさが良いのでそこの部分がキープできれば。枠なりが基本です」
⑤板橋侑我「前半は湿気で合っていなくて良くなかったけど、後半(準優11R)はペラ調整をして行き足、伸びが良くなってきた。スタートを放っているから見えないけど、伸びている感じ。回り足にも軽快さが出てきて足は中の上。ただスタートは行けませんね」
⑥藤本佳史「序盤はターン足になっていなかったけど、上向いている。そのぶん伸びは落ちたかもしれないけど、自分向きなのでこれでいく。でもいい足ではない。大上選手と比べるとまったく違う。スタートは分かりにくい。枠なり」
①大上は今年ここまで4Vとしており、6月以降に限れば3Vと絶好調だ。今シリーズは8戦6勝、オール3連対で優勝戦の絶好枠を手にしている。仕上がりに関してはバランス良くまとまっており、今年5回目のVへ先マイあるのみ。
③山田は準優10Rで4コースからコンマ02の快ショット。1マークはスロー勢を一気に飲み込む走りで優出を決めた。優勝戦のコース取りは枠なりが基本も、一発を狙うなら3カドも考えられる。勝てば昨年3月児島以来通算3回目のVとなる。コース取りを含めて直前まで目が離せない存在になりそうだ。
132期の新人レーサー坂井滉哉(3、8R)は4日目1Rで6コースからコンマ04のトップスタートから捲り差しを決め、5月若松のデビュー以来、50走目で初1着を挙げた。「展示から乗りやすさはあったし、自信を持ってターンができる足になっていた。このメンバーの中では強めだったと思う。早く1勝したかったので嬉しい。鳴門は初めてだけど、イメージは良い。これから1着を積み重ねられるように頑張りたい」とのこと。同期の中では水谷理人、土井歩夢に続く3人目の初勝利となった。また、昨11R発売中に大時計前、海上ステージ付近で水神祭が行われ、水面際に集まったファンの声援に笑顔で応えていた。
朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは秦英悟(1、11R)、小野達哉(2、10R)、酒見峻介(3、8R)、夏山亮平(4、10R)、村岡賢人(4、10R)。
~機力評価~
機力上位…大上卓人、深井利寿、松本一毅、夏山亮平、山田佑樹、村岡賢人、武富智亮
機力劣勢…田添康介、小林基樹、長谷川親王、後藤孝義、大塚浩二、豊田泰洋、市川健太、松井貫太、三木晴斗
一発期待…8R3枠・酒見峻介
~4日目決まり手~ ※()は今節累計
逃げ 2本(14本)
捲り 3本(7本)
捲り差し 4本(13本)
差し 2本(10本)
抜き 1本(4本)
恵まれ 0本(0本)
~4日目コース別1着回数~ ※()は今節累計
1コース 3回(17回)
2コース 1回(7回)
3コース 3回(9回)
4コース 2回(8回)
5コース 1回(4回)
6コース 2回(3回)
★F休み未消化選手★
『30日』
酒見峻介(8/5~)、安河内健(10/7~)
★目指せ初1着!★
三木晴斗
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