2019.12.05

【とこなめ】第13回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦(初日)

ことしも残すところ1か月足らず。先月末から日本列島には寒波が襲来してきており、きょうもかなり寒い。さらに強い向い風が吹いている。そんな中、ボートレースとこなめでは「第13回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」の幕が開く。今節は5日間開催で行われる。なお、今節から新モーターが導入され、プロペラも全て新しいものに替わる。そして強い向い風のため、1Rから安定板が装着されてのレースとなる。きのうの前検でもやや強めの風が吹き、「はっきりとは分からない」とほとんどの選手が気配に関して口にした言葉。そんな状況の中、前検で1番時計(6秒60)をマークした吉田和仁(きょうの出番1、10R)は「ペラを叩いていってそれなりに走っていたし、行き足なんかはいい感じだった」と余裕の表情。一方で今節の断トツのV候補の辻栄蔵(8、12R)は「足の差は感じなかったが、まだ体感が合っていない」と。この辻は8月末の蒲郡以来、久しぶりの実戦でレース勘がどうかという不安もあるが、トップクラスの選手だけに、そこらあたりの対応力はしっかりしており、ほぼ心配はないだろう。新モーターに加え、安定板使用なら、きのうの動きはさらに信用ができない。それだけにS展示の気配にはいつも以上に注意を払いたい。気になる最新の水面気象状況だが、天候晴れ、気温10度、向い風7メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると吉田和、江崎一雄(1、6R)、西田靖(2、7R)、前田滉(2、6R)、小野達哉(2、10R)、三川昂暁(3R)、伊藤紘章(3R)、畑和宏(5、9R)、川口貴久(10R)あたり。

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2019.12.05

【福岡】GⅢ 福岡ソフトバンクホークス杯(初日)

 本日より強豪集結の6日間シリーズが開幕します。満潮は17:21、干潮は09:57、小潮で潮位差は57センチ、ホーム左横風5メートルの予報です。
 今節最大の注目は、住之江SGグランプリを控える白井英治(12R)です。多摩川グラチャンFで現在は一般戦回りですが、8月三国から8節連続優出中。そのうち優勝が3回と圧倒的な走りを見せています。また、今年の最多勝争いは篠崎元志(133勝)で決まりだと思っていましたが、白井はここまで123勝と怒涛の追い上げ。ラスト1ヵ月は見逃せません。
 モーター的に注目したいのは、宮迫暢彦(1、7R)と塩田雄一(7R)です。宮迫は「グリップしていたし、ターンで乗りやすかった」と好感触。初日4、1枠に「ここが勝負駆けですね。しっかり結果を出したい」。気迫の走りで連勝スタートを狙います。
 一方の塩田は、スタート練習が終わって「雰囲気が良かった」と即格納。前操者の大山千広が周年で優出したことを伝えると「そりゃあ良いはず。女子戦だと思っていたからね。プロペラを見たら叩きたくなるので、今節はこのまま行きたい」。宮迫との直接対決は見ものです。

~注目モーター~
S評価…26号機・山田晃大(前操者は中越博紀)、38号機・山崎聖司(前操者は烏野賢太)
A+評価…36号機・雑賀勇貴(前操者は魚谷智之)、72号機・岡部哲(前操者は渡邉和将)
A評価…14号機・杉山勝匡(前操者は飯島昌弘)、15号機・宮迫暢彦(前操者は篠崎仁志)、34号機・浜先真範(前操者は今垣光太郎)、70号機・富永修一(前操者は今村豊)

~機力ランク~
出足◎…宮迫暢彦、山崎聖司、後藤浩、松下直也、浜先真範
伸び足◎…岡部哲、上條暢嵩
機力劣勢…大神康司、金子拓矢、山本浩次
一発期待…3R5枠・山崎聖司、8R4枠・岡部哲

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