きょうは朝から雨が降り、文字通りの梅雨空。風は緩やかな追いで水面状況は悪くない。そんななか、ボートレースとこなめでは、「デイリースポーツ杯」の最終日が行われる。きのう第10R～第12Rまでで争われた準優では10Rの福田宗平、12Rの村田修次は人気に応えて逃げ切ったが、節イチパワーの地元・西村豪洋（きょうの出番７、11R）だけは痛恨のS遅れで４着。そのレースで２コースから捲って勝利した木下翔太がファイナルの１枠をゲット。これは当地特有のシステムが準優２枠ながら前半の成績も得点率に加算（木下が前半１着で得点率トップに浮上）されるため、時折、このようなケースが起こる。その木下の気配だが、日増しにパワーアップしており、最後も豪快逃げで１月平和島以来、ことし２度目の優勝を飾る確率はかなり高いとみている。ただ相手は接戦。一応、２枠・村田が１番手になるが、実戦足◎の４枠・藤田靖弘も侮れないし、ほかの３選手も大きな差はない。優勝戦以外の一般戦だが、怪しい１枠もあり、荒れる要素はたっぷり。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると北山康介（１、10R）、吉田隆義（２、６R）、木村浩士（３、７R）、一瀬明（３、９R）、畑和宏（４、10R）、野口勝弘（４、10R）あたり。　　　　　

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