台風８号の影響が気になるが、今のところ夏空が広がり、風もほとんどなく水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは「ドラゴン大賞」の最終日が行われる。メインはもちろん第12Rで行われる頂上決戦。きのうの準優では全て１枠が勝利し、その結果、得点率トップの服部幸男がポールポジションの１枠をゲット。足は日増しによくなっている。さらにF持ちの身だが、Sもしっかり決めているだけに逃げ切る可能性は高い。ただ気になるのが３枠・深川真二の存在。予選道中ではあまり無理なコース取りを見せていなかったが、優勝戦だけに勝負をかけてくるかもしれない。服部に対し、コース取りで揺さぶりをかけてくるなら波乱も十分。それはS展示で確かめたいところ。優勝戦以外の番組だが、後半は１枠にしっかりした選手が数多く配置されていて本命サイドのレースが多くなりそうなムードもあるが、前半はあやしい１枠が目立ち荒れる要素たっぷり。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると松本峻（１R）、蜂須瑞生（２、７R）、有賀達也（２、７R）、土性雅也（２、６R）、久富政弘（３、７R）、山本隆幸（３、８R）、荒井翔伍（４、10R）あたり。

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　本日５日目は準優勝戦をメインに行われます。満潮は12:48、干潮は18:55、中潮で潮位差は156センチ、ホーム左横風５メートル、予想最高気温は34度です。北からの風なのでうねりが発生する条件となり、満潮の時間帯は荒れ水面の可能性が高いです。
　平本真之（５、12Ｒ）と乙藤智史（２、11Ｒ）による激しい得点率争いは、３日目12Ｒの直接対決を終えて得点率９．８３でトップ並走。上位着順の差で平本がトップ通過を果たしました。「出足はしっかりしている」と話す通り、旋回力を生かせる仕上がりです。惜しくも２位通過の乙藤ですが、３６号機は変わらず節イチパワー。「全部の足に◎が付けられる」と全幅の信頼を寄せています。３位通過の安達裕樹（６、10Ｒ）も「最近になく出ている」と納得の表情です。準優３番勝負もこの１号艇トリオが中心となります。
　準優進出組にも負けず劣らずの好パワーを見せているのが久田武（２、９Ｒ）です。４日目は伸びる雰囲気があったので話を聞くと「あれでもスタートは放り放りだったんですよ（苦笑）。全速なら出ていったと思います。やっぱりこのエンジンは素性が良い」とニッコリ。残り２日間も要注目です。

～準優勝戦の機力ランク～
10Ｒ
①安達裕樹＞②荒川健太＞③佐藤翼＞④繁野谷圭介、⑤柘植政浩、⑥山本光雄
11Ｒ
①乙藤智史＞⑤松尾祭＞③水摩敦、④林恵祐＞⑥諏訪忠宏＞②赤坂俊輔
12Ｒ
④長畑友輔＞①平本真之、⑤三川昂暁＞③船岡洋一郎、⑥寺島吉彦＞②天野晶夫

～一般戦の機力ランク～
機力優勢…久田武、井上尚悟、秦直也
機力劣勢…村上純、山本兼士、長野道臣、西村豪洋、中尾智博
一発期待…３Ｒ３枠・井上尚悟、９Ｒ２枠・久田武

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