2023.06.10

【鳴門】GⅢ第10回ウエスタンヤング(初日)

 前節は男女W優勝戦。男子は岡田憲行がチルト3度にセット、6コース捲りを敢行して久々のV、女子は西岡成美がイン速攻でデビュー初優勝を決めた。あれから中6日が経ち、今節は将来のスター候補が集い「GⅢ第10回ウエスタンヤング」は本日から6日間の日程で行われる。
 
 満潮・09:42、130cm(4R発売中)、干潮・17:50、39cm。潮回りは小潮。満潮時刻まではほとんど潮位の変動はないが、5R以降は一貫してホーム追い潮傾向となる。レース中の潮位変動は最大で約55cm。
 
 07:41現在、天候・曇り、気温21℃、東の風3m(ホーム向い風)。上空は厚い雲に覆われている。このあともジメジメした気象条件となりそうだが、レース中は雨の心配はなさそうだ。予想最高気温は24℃。
 
 今大会の優勝者は9月に開催予定のPGⅠヤングダービー(下関)の出場権が与えられる。また勝率における出場選考は6月末で締め切られるとあって、ボーダー付近の選手は勝負駆けが続く状況だ。
 
 初日のメインは選考期間(2022年5月1日~2023年4月30日)の勝率上位6名によってドリーム戦が行われる。絶好枠の新開航は「何とも言えません。特訓前にペラは叩き変えたが、回転が足りない感じ。乗っていてモッサリしている」と思案顔。「ただ、班での比較は変わらなかったので、回転を上げて全体的にスムーズさを求めたい」とペラ調整に時間を費やしていた。昨年はV10とブレイクしたが、前走地・常滑で今年2度目のVを挙げたばかり。当地はV実績もあるだけに、最高の滑り出しとなるか。
 
 前節の男女W優勝戦でデビュー初Vを決めた西岡成美(4、8R)は「地元で初優勝ができたのは嬉しい。今節も頑張りたいし、今年中にA1級に上がりたい目標もあるので、ここで立ち止まれません」とさらに高い目標に向かって奮闘中。前検日の手応えについて聞くと「回転が合ってなくて全体に良くなかったです。前のエンジンを参考にするというよりも、このエンジンに応じた調整をしていきたい。今年はこれからレディースチャンピオンや狙えるヤングダービーとかもあるけど、まずは一戦一戦、地元なので気持ちを入れて頑張っていきたい」とのこと。選考勝率で現在はヤングダービーの出場圏内に位置しているが、優勝して優先出場権ゲットへ気合十分だ。
 
 朝イチの試運転&スタート特訓(3Rまで)で動きが良く見えたのは加藤翔馬(1、10R)、勝浦真帆(1,9R)、竹下大樹(2、9R)、濱野斗馬(2、7R)、宮田龍馬(2、8R)、原田雄次(3R)。
 
~機力評価~
航走トップタイム…清水愛海(6秒73)
前節V機…梶山涼斗(63号機)、濱野斗馬(78号機)
機力上位…勝浦真帆、梶山涼斗、濱野斗馬
機力劣勢…大賀龍之介、藤森陸斗、山田丈、木谷賢太、西岡育未、浦野海、谷口佳蓮
一発期待…9R5枠・竹下大樹

★第10回ヤングダービー(下関)勝負駆け状況★6/9終了時点
※ひまひまデータ参照、ボーダーラインは5・91、選考締切は6/30。
加藤翔馬 (1、10R)  5・93、選考順位49位
原田才一郎(2、10R)  5・86、選考順位54位
 
★新勝率ベスト6★
大山千広  7・33(79走・A2級)
仲谷颯仁  7・32
高橋竜矢  7・01
新開航   6・96
竹田和哉  6・68
小芦るり華 6・52
 
★F休み未消化選手★
『30日』
西澤日花里、竹田和哉、山崎鉄平、勝浦真帆、大山千広、木谷賢太、戸敷晃美、新田洋一、實森美祐、竹下大樹、原田雄次、登玉隼百
『90日』
原田才一郎
 
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