きょうも強烈な日差しで暑い。風も緩やかな向かいで引き続き水面状況は良好。そんな中、ボートレースとこなめでは、「トランスワードトロフィー2021」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優では１枠が全て勝利。ただ最後の本多宏和だけは、逃げではなく、２マークで上村純一を差し交わしてのもの。正しくエース機の威力。その本多がファイナルの１枠をゲットし、人気もここに集中しそうだが、それに応えるだけのパワーとテクは備わっている。２枠に濱崎直矢がいるのも心強い。よほどのミスがない限り本多が逃げ切る公算大。ただ相手は接戦。一応、濱崎が本線になりそうだが、４枠・上村の俊敏攻めも互角の評価が必要か。３枠・石塚久也も足上向きで侮れない存在。外枠の２選手も２、３着なら十分にある。ファイナル以外の番組構成だが、きょうも１枠に実力選手が数多く位置されている。ただパワーに不安を抱える選手もいて、荒れる要素も少なからずあるとみている。気になる最新の水面気象状況だが、午前10時10分現在で天候晴れ、気温21度、向かい風２メートル。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると金子猛志（きょうの出番１、６R）、佐川正道（１、７R）、後藤盛也（２、９R）、伯母芳恒（２、10R）、前田滉（２、６R）、三浦洋次朗（３R）、金子和之（３、11R）、池田雄祐（４、10R）、角谷健吾（４、11R）あたり。

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