2024.11.30
【とこなめ】日刊スポーツ創刊75周年記念競走(最終日)
きょうも日差したっぷりだが、気温が下がり、さらに強め(5メートル前後)の向かい風が吹く水面状況で体感はかなり寒い。そんななか、ボートレースとこなめでは、「日刊スポーツ創刊75周年記念競走」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rに争われる優勝戦。きのうは1Rの始まる時間帯はそうでもなかったが、2R辺りから急に風が強まり、3Rから安定板が使用され、さらに6Rからはレースが2周に短縮された。そんな状況の中で争われた準優3番勝負を振り返ってみたい。まずは10R。4カドの原豊士(きょうの出番3、10R)が遅れ、5コースの泉具巳(4、9R)が捲っていったが、内の艇と接触し転覆。その隙に金子和之がインから押し切り、永田啓二がすんなり差して2着をキープ。続く11Rは1枠・藤山翔大がピット離れで失敗しかけたが、何とかインを死守。その藤山がインから1マーク先マイし、差してきた浅見昌克を何とか振り切り押し切った。最終12Rは得点率トップを死守した豊田健士郎がインから横綱相撲で快勝、2着には差した渡辺真至が入り、準優は3レースとも1→2決着となった。この結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは豊田。この豊田はこれが当地初優出。この勢いで頂点まで駆け上がりそうだ。勝てば何とことし9度目のV。S五分なら逃げる確率はかなり高そうだ。ただ気になるのが4枠・永田の存在。永田はことし5Vで、ここで勝てれば来年のクラシック出場も視野に入ってくる。それだけに穴党は注目だろう。もちろん2枠・藤山、3枠・金子も侮れないが…。いずれにしても見どころ満載のファイナルと言っても過言ではない。なお、きょうは1Rから安定板が使用される。最後に今節のインの成績は1着15本、2着9本、3着6本、着外6本で、1着率41%、2連対率66%、3連対率83%となっている。
〇今節の欠場選手
寶田亮治(家事都合)、西川新太郎(家事都合)、樋口喜彦(私傷病)
〇今節の追加選手
杉江浩明、花本夏樹、岸本雄貴
〇途中帰郷
山下拓己(公傷のため、3日目から欠場)
〇今期適用勝率ベスト5
第1位・永田啓二…7・08
第2位・豊田健士郎…6・65
第3位・山本隆幸、佐々木翔斗…6・39
第5位・東本勝利…6・25
〇新勝率ベスト5
第1位・永田啓二…7・54
第2位・豊田健士郎…7・04
第3位・堀本和也…6・45
第4位・東本勝利…6・36
第5位・金子和之…6・23
〇めざせ!水神祭
吉田一心(1、5R)、鈴木柊介(2、7R)
〇今節のパワーベスト5
第1位・豊田健士郎(準パーフェクトでのファイナル進出。行き足がいいし、そのあとの繋がりも軽快で節イチ級の仕上がり!)
第2位・金子和之(準優でもイン快勝。行き足がいいし、回ってからもスムーズ)
第3位・浅見昌克(準優では藤山に迫ったパワーはかなりの動き。行き足がいいし、他も水準以上)
第4位・永田啓二(予選ラストでは展開不運もあり大敗したが、気配は間違いなく中堅上位以上)
第5位・藤山翔大(チルトをそのレースに応じ使い分けた。伸び中心に好仕上がりでファイナルでもチルトに注目したい)
〇優出選手のV実績
1枠・豊田健士郎…前節の桐生に続く連続&通算24回目(当地初、ことし9回目)のVをめざす
2枠・藤山翔大…ことし3月びわこ以来、通算11回目(当地2回目、ことし2回目)のVをめざす
3枠・金子和之…ことし6月大村以来、通算3回目(当地初、ことし2回目)のVをめざす
4枠・永田啓二…ことし10月福岡以来、通算30回目(当地2回目、ことし6回目)のVをめざす
5枠・浅見昌克…19年2月大村以来、通算40回目(当地初)のVをめざす
6枠・渡辺真至…23年8月浜名湖以来、通算9回目(当地3回目)のVをめざす
〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/465
平見がインから持たす感じ。
2回目…並び123/465
内4艇が仕掛けたがF。
2R
1回目…並び123/465
白井、坂口が遅れたが、それ以外はF。
2回目…並び12/3465
山口が3カドへ。宮本、山口が仕掛けたが、宮本はF。
3R
1回目…並び123/456
西川が仕掛けたが、西川、村岡、原はF。
2回目…並び123/456
桑島、西川が仕掛けたが、西川はF。
4R
1回目…並び123/456
澁川だけが遅れたが、澁川以外はF。
2回目…並び123/456
仕掛けたのは渡部。
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