きょうは早朝から青空が広がっている。風は緩やかな向かいで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「第18回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」の最終日が行われる。メインはもちろん第12Rで争われる優勝戦。まずはきのうの準優3番勝負を振り返ってみたい。10Rでは、圧倒的な人気に支持されたインの磯部誠だったが、大江純の全速攻撃に反発、そこをすかさず5コースのカドから捲り差しで突き抜けたのは前田聖文だった。11Rでは江口晃生が順当に逃げ切り、本命サイドの決着。そして最後の12Rでは、勢いのある若手トリオが内を占める展開の中、大ベテランの大平誉史明が躍動。何と4カドから一気に捲って、まさに快勝。その結果、ファイナルの1枠をゲットしたのは江口。出足関係中心に仕上がっており、人気に支持されるのは当然。ただ、今節は4枠・丸野、5枠・磯部、そして6枠に須藤博倫と実力者がそろい、もちろん2枠・前田、3枠・大平も軽視はできないし、久しぶりに捨てる枠なしの激戦ムードとなっている。オッズもかなり割れそうで、少々の多点張りでも取って損ということはなさそうだ。最後に今節のインの成績は1着20本、2着9本、3着2本、着外5本で1着率55%、2連対率80%、3連対率86%となっている。
〇途中帰郷
小澤学(私傷病のため、3日目を欠場し、そのまま帰郷)
〇今期適用勝率ベスト5
第1位・永田啓二…7・37
第2位・磯部誠…7・31
第3位・江口晃生…7・02
第4位・丸野一樹…7・01
第5位・中辻博訓…6・73
〇新勝率ベスト5
第1位・江口晃生…7・28
第2位・磯部誠…7・26
第3位・丸野一樹…7・18
第4位・永田啓二…7・08
第5位・須藤博倫…6・68
〇通算千五百勝へ、あと3勝(5月10日現在)
川添英正(6、10R)
〇めざせ!水神祭
横田海人(1、5R)
〇パワーベスト5
第1位・大江純(5、11R)(準優では3コースから捲って行ったが、磯部に阻止された。それでも道中で中辻を逆転するなど足はトップクラス。最終日の狙い目№1だ!)
第2位・前田聖文(準優ではピット離れが良かったし、5コースから見事な捲り差しでインの磯部に勝利。行き足がいいし、その後の繋がりもいい。ファイナルでも侮れない)
第3位・江口晃生(準優は完璧な逃げを披露。出足中心に足は仕上がっている。ファイナル1枠で当地9度目のVへ逃げるだけ!)
第4位・大平誉史明(準優でのカド捲りはお見事。行き足がいいし、回ってからもスムーズで上位レベル)
第5位・前原大道(7、11R)(準優ではまさかのS遅れで4着に敗れたが、レース足はいいし、外でも一撃は十分ある)
〇優出選手のV実績
1枠・江口晃生…ことし2月津以来、119回目(当地9回目)のVをめざす
2枠・前田聖文…23年12月浜名湖以来、3回目(当地初)のVをめざす
3枠・大平誉史明…20年12月鳴門以来、41回目(当地2回目)のVをめざす
4枠・丸野一樹…23年徳山以来、25回目(当地2回目)のVをめざす
5枠・磯部誠…ことし4月宮島以来、41回目(当地8回目)のVをめざす
6枠・須藤博倫…23年8月戸田以来、67回目(当地5回目)のVをめざす
〇早朝特訓情報
1R
1回目…並び123/456
金子が仕掛けたが、金子と大場はF。
2回目…並び123/456
ここも金子が仕掛けたが、金子と横田はF。
2R
1回目…並び13/456(中島は不参加)
関の逃げ態勢も関と鳥居塚はF。
2回目…並び123/456
ここも関の逃げ態勢だが、内3艇はF。
3R
1回目…並び123/456
仕掛けたのは岡谷、中村、畑田だが、いずれもF。
2回目…並び123/456
仕掛けたのは岡谷だがF。
4R
1回目…並び123/456
仕掛けた木下、井上、宮内はF。
2回目…並び123/456
ここも木下、井上、宮内が仕掛けたが、宮内だけがF。
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