少し雲はあるが、日差しもある。ただ吹く風は冷たい。その風は緩やかな向かいで水面状況は良好。そんななか、ボートレースとこなめでは、「デイリースポーツ杯～BP川崎開設記念競走～」の最終日が行われる。メインはもちろん最終第12Rで争われる優勝戦。きのう行われた準優は１枠トリオが全て勝利。その結果、ポールポジションの１枠をゲットしたのは地元・仲口博崇。６戦３勝、２着３本という抜群の安定感。30％台のモーターを上位級に仕上げた調整力はさすがというべきだろう。あと一歩で出場を逃したことしのSGクラシック。その悔しさを地元戦にぶつける。区切りとなる当地20度目のVへ、完璧な逃げを披露しそう。ただ相手は接戦。６枠に花田和明がいてコースがもつれそうなムードもある。一応、相手の本線は２枠・吉川元浩になるが、５枠・市橋卓士のスピード攻撃や他の選手の出番も十分で、S展示のコース取りから注目したい一戦。ファイナル以外の番組構成だが、怪しい１枠がいくつかあり、穴党の出番も大いにありそうだ。最後に早朝特訓でよかった選手を挙げると伴将典（きょうの出番１R）、平岡重典（１、８R）、田中勇輔（１、５R）、松浦勝（２、８R）、岩川仁士（２、６R）、冨田秀幸（２、９R）、原田智和（３、７R）、登玉隼百（３、７R）、本橋克洋（４、10R）、齋藤和政（４、10R）あたり。　　

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